花火のCDジャケット

花火のCDジャケット

 熊野古道の世界遺産登録10周年を記念して、先月25日、歌手・結里花(ゆりか)さんのデビュー曲となる「花火─熊野夏模様─」=作詞・吉田旺、作曲・Kay、編曲・ボブ佐久間=とカップリング曲の「孔雀の舞」=作詞・森本アキラ、作曲・Kay、編曲・ボブ佐久間=がキングレコードから全国発売された。
 結里花さんは、松阪市出身。三重大医学部卒、02年より三重県立総合医療センターなど県内の病院・医院で非常勤医師として勤務している。
 音楽活動としては、2001年からボーカリスト・ボーカルトレーナーのKay氏に師事。04年、第12回日本カラオケスタジオ大賞三重県予選大会で優勝。また、各種イベントへの出演をはじめ、各地の老人福祉施設などで音楽グループとして精力的にボランティア活動している。
 今回の全国デビューを機に、作詞家の吉田旺氏から「結里花」の歌手名をもらった。
 「花火」は、全国的な知名度を持つ「熊野の花火大会」を題材に歌った曲で、祭りの賑やかな雰囲気と共に、夜空に大輪の花を咲かせる巨大な打ち上げ花火の迫力ある音などを歌詞に綴っている。
 「孔雀の舞」は、荷坂峠や熊野灘、棚田、熊野三山など、熊野古道にある名所などを歌詞に織り交ぜており、題名の「孔雀の舞」は古道に並ぶ杉の木立からの木漏れ日がまるで孔雀が尾羽を広げて舞っているように見えることから題名としたという。
 両曲を編曲したボブ佐久間氏は、19歳で東京交響楽団第1ヴァイオリン奏者となり、21歳でジャズ・ピアニストに。23歳で作曲家としてデビュー。「ガッチャマンの歌」「宇宙の騎士テッカマン」などの主題歌の編曲を手掛けた大御所。
 さらに吉田旺氏は、ちあきなおみのデビュー曲「雨に濡れた慕情」や「喝采」など、ちあきの歌の多くを手掛けた人物。
 今回、これら巨匠と一緒に作品づくりに取り組んだ津市在住の森本アキラ氏は、㈱美光の代表取締役としてだけでなく、平成21年からは作詞活動にも力を入れており、同23年1月には「阿漕の夜」が歌の手帳180回作詞作曲部門で優秀作品賞を受賞している。
 強力なバックアップ体制でデビューを果たした結里花さんの今後の活躍が期待される。1143円+税でレコード店で取り扱い。