NPO俳句みえ主催の「芭蕉翁生誕370年記念俳句」の審査会が8月18日、津市で開かれ、『芭蕉翁生誕370年記念大賞』に、丹羽みどりさん(四日市市)の「のびやかに一山抱く山桜」が選ばれたほか、『三重県知事賞』に岩野正幸さん(津市)の作品「文塚に松の緑のそそり立つ」が、『津市長賞』には小平玲子さん(津市)の「薫風や何ごともなきかのごとく」が、それぞれ選ばれた。
 また、『NPO俳句みえ大賞』には滝民子さん(津市)の「暗渠より水音高く埴田暮る」が選ばれた。  同記念俳句には募集期限の今年7月31日までに総数1200句の応募があった。その中から有識者による厳正な審査が行われ、前述の賞を含む入賞作23句が選考された。
 受賞作展示は9月13日(土)~15日(月)まで、伊賀市駅前のハイトピア伊賀で開かれる。