津市大谷町の三重県立美術館で、9月20日(土)から11月24日(月)まで、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録10周年記念『カミノ/クマノ─聖なる場所へ』が開かれる。
 本展のタイトルにある「カミノ/Camino」は、スペイン語で「道」を意味するとともに、霊場である熊野の聖性を示している。森林、河川、海浜などからなる紀伊山地の豊かな自然と宗教文化は、古来芸術や文学の源泉となって数多くの作品を生み出してきただけでなく現代においても多くの芸術家達にインスピレーションを与えている。
 この展覧会では、熊野を特徴づけている自然と宗教世界に関心を寄せる国内外で評価されている三重出身の若手作家達が、写真・絵画・ドローイング・映像・建築の異なった分野で「熊野古道」を表現する。
 出展者=荒川朋子・城戸保・水野勝規・渡部雄二・ミエケンジンカイ。
 観覧料=一般900円。学生700円。高校生以下無料。
 開館時間=9時半~17時(入館は16時半まで)。
 休館日=月曜日(10月13日、11月3日、24日は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)。
 
                     プレゼント
 本紙読者様に抽選で5組10名に同企画展招待チケットをプレゼント。希望される方は、〒514─0028、津市東丸之内26─12、三重ふるさと新聞「美術館」係まで。締め切りは9月4日必着。