2014年8月

 ふるさとの川に親しみ自然の豊さ、環境の大切さを学ぼう──津西ライオンズクラブ(桜井裕士会長)と、岩田川物語の会(加藤広文会長)は、第20回岩田川ハゼ釣り大会を10月4日(土)に開く。小雨決行、荒天の場合は5日(日)に順延開催。後援=津市、協力=本紙。
 表彰式は釣ったハゼなどを自分達でさばき、唐揚げパーティの中で行うのが恒例。家族、中学生〜大学生、地域・職場や趣味の仲間、友人同士など様々なグループが参加する市民フィッシング。今年は第20回の記念大会。
 ◆参加資格=津市及び近郊在住・在勤・在学の健康な家族・グループ。1チーム3〜5名。6名以上の場合は2チーム、9名以上は3チームで登録(但し小学生以上。小学生が入っている場合は必ず大人が1名以上参加していること)
 ◆定員=申込先着順40チーム限定
  ◆注意事項=①各自手作りのゼッケンを胸に付ける。横20㎝×縦15㎝。上に『岩田川ハゼ釣り大会』、その下に『チーム名』を記入
  ②万一、川に転落した場合に備えて長さ15m以上のロープを持参
 ③ハゼを料理するための小出刃を持参(まな板は主催者で用意)
 ④熱中症対策(帽子・水分)は各自で行う
 ◆釣り方法=自由(但し舟釣りは禁止)
 ◆釣り区域=津港南西堤防〜観音橋
 ◆参加費=1チーム千円。但し3名を超える場合は増加1名につき三百円プラス(保険料込み)
 ◆賞=大釣賞(1チームのマハゼの1人平均重量)1位〜3位。大物賞(マハゼ1尾長寸)1位〜3位。外道賞1位〜3位。ファミリー賞1位〜5位。第20回記念賞=若干チーム。特別賞5チーム
 ◆当日本部会場=伊勢湾海洋スポーツセンター(津ヨットハーバー)テラス。受付は11時45分〜12時25分。開会式12時半
 ◆競技時間=開会式終了後〜15時15分、検量登録締切15時半
  ◆ハゼ唐揚げパーティ開始=15時半
  ◆表彰式・閉会式=16時10分〜16時半
  ◆申込方法=ハガキまたはFAX、インターネット。チーム名・代表者名とメンバー全員の住所・氏名・年齢・職場名または学校名・電話番号を明記し、〒514─0824、津市神戸203の13、カワイビル3階、津西ライオンズクラブ事務局へ(FAX津226・9005)
 ネットはコトブキのHP『ザ・チラシドットコム』の岩田川ハゼ釣り大会コーナーへ申し込みを
 ◆申込受付期間=8月28日〜9月27日(必着)
 ◆問い合わせ=競技委員長・西田久光☎090・3933・6061

落合君(左)と相撲仲間の梅澤君

落合君(左)と相撲仲間の梅澤君

 8月3日、東京両国国技館で行われた(財)日本相撲協会と(公社)東京青年会議所が共催した「第30回わんぱく相撲全国大会」に津チーム(3名)として出場した落合駿君(西が丘小)が6年生の部で、準々決勝(ベスト8)まで勝ち進み、小結として表彰された。また、4年生の部は吉田汰陽君(一志西小)が2回戦進出、5年生の部は、工藤大知君(一志西小)も2回戦進出を果たした。
 全国大会は、各地のわんぱく相撲地区場所の小学4・5・6年生の部で好成績を修めた選手、約450名が集い、技と力を競うもので、落合君ら3名は6月1日に結城神社で開かれたわんぱく相撲津場所において優勝するなどで全国大会へのキップを手にした。
 落合君は、津市高茶屋小森町にある津相撲クラブに所属。同じく同クラブに所属する梅澤忠秀君(橋北中1年)と共に研鑽を積んできた。
 落合君は「ベスト8まで進めて嬉しかった。もっと練習して強くなりたい」と話していた。
 また、わんぱく相撲津場所世話人会の椿本治夫会長は「津チームの3名とも練習の成果を発揮し健闘してくれました」と話し、選手保護者と共に喜んでいた。

 ◆企業業績などのミクロ指標と日本経済のマクロ指標のギャップ
 
 今回8月8日の日経平均454円安大幅下落は表面的には地政学リスクである米国のイラクへの空爆と欧米からの制裁に対するロシアの報復措置である欧米からの輸入禁止が発端といわれています。
 しかしここまで年初から一度も年末の高値を更新していない日経平均が1万5750円から1000円も下落するものなのか、疑問が生じます。欧米の株式は最近まで年初から高値を更新し続け、その後上昇分を帳消しにする下落が続いていた状況に対し、最高値まで残り3・5%550円までの位置で今回の下落が一気に生じています。
 日本経済の消費増税によるマクロ指標の悪化と企業業績の好調さのミクロ指標のギャップに対し、外資のヘッジファンドが売り仕掛けを行ったと記事に出ています。
 
 ◆世界のヘッジファンドの運用とVIX指数(投資家心理の変動率)の関係

 世界的な金融緩和が先進国中心に今年も継続されている状況により、金融商品である株式・債券・リート・商品すべてが上昇し高値を維持しているために、相場の変動リスクがこれまでで最低の水準になっています。
 つまり対象商品が高値で動かない状況が長期間継続されているために、ヘッジファンドなどの相場の変動をとらえる運用手法が悪化している現状があります。 このまま変動のない相場で年末を迎えるとヘッジファンドは運用悪化により資金引き揚げを余儀なくされます。

 ◆年金基金の株式運用比率引き上げ
 アベノミクスが正念場を迎えています。もっとも重要な政策の一つに株価の上昇を考えている安倍政権にとって今年の前半からの相場は期待倒れといっても過言ではありません。特に今回の下落は見過ごすことはできないために、9月からの株式運用基準の20%までの引き上げ前に株式と債券の上限と下限をあえて撤廃する方針を決定しました(日経8月10日)。その後株式は急反発しています。

 ◆日経平均と企業業績の関係

 日経平均は年初から下落し、高値から14%下落した水準1万4000円台を何回(2月3月4月5月)もつけています。最近の高値1万5750円でも年末の高値から3・5%安い水準ですが、東証1部の小型株や中型株指数、日経ジャスダック指数、JPX日経400は高値を更新しています。これらの指数が高い理由は企業業績の好調さが背景にあります。逆に日経平均が安い水準の背景には円高との関係があります。ドル円も年末105円30銭に対し、現在102円と3・1%の円高水準にあります。

 ◆今後の相場見通し

 今後の株式相場を占うポイントの一つに米国の大統領選挙があります。少し先ですが2016年の大統領選挙後に相場の変化が訪れる可能性が高いと予想されます。
 オバマ大統領一期目2009年は国内企業再生のため輸出倍増政策によりドル安、その後2期目2013年からは米国景気回復とシエール革命によりドル高政策を取り、米国への投資を促すためにもドル高政策に変化し、それが2016年まで続くと予測されます。 今後も米国景気回復に伴って株式やドルが上下を繰り返しながらも上昇、金利も徐々に引き上げられると予想されます。今後もリスクオンの相場は続きますが、2016年のある時期にはこの状況が一変すると思われます。
 投資家の皆さんは、その後は下落が予想されるために、次の商品としてドル安円高により海外から国内へ、景気後退により株式から債券の切り替えが必要となります。

 ◆日本株と欧米株の特徴
 
 今後、欧米株は下落水準が少なく上昇するのに対し、日本株はこの2年間同様大きな下落後に上昇し、それを繰り返す相場が今後も続きます。そのため日本株は上昇時は売却し、その後の下落で安くなった水準で買い付けるボックス売買がポイントになります。

資産管理アドバイザー 宮崎英壽

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