「つくりびと展・七─つむぐ─」が10月2日(木)~10月5日(日)9時~17時(初日は13時から、最終日は16時まで)、津市久居本町の有形文化財「油正ホール」で開かれる。主催=同展実行委員会。後援=津市、津市商工会、(一社)津市観光協会、「美し国おこし・三重」実行委員会。協賛=㈱油正、㈱セカンドスクラムインク、ラモシオン、まちの箏教室、三重の地域ブログポータルサイト「ミエワン」、段上愛子ピアノ教室。
 古い酒蔵を利用した同ホールを舞台に、日頃創作している作品を一堂に展示することで、出品者のもの作りに対する思いが少しでも来場者の方に伝わればと企画しているもの。
 今回は、新メンバーとして幾何学をとりいれた「ユニット折り紙」の作家を迎え、過去展メンバーからは▼海外での発表経験もある「陶芸」▼各地での活動で実力をつけてきている若手書家による「書」▼大人な色合いが人気の「トールペイント」▼砂を吹き付けて描く立体的な「ガラス工芸」▼趣味で撮影している野鳥の写真をもとに作成した「鳥ART」▼ビーズを使いながらも高度なテクニックで繊細で豪華な「コスチュームジュエリー」▼お菓子のパッケージのために始めたのが今では雑誌の表紙も手掛けている「墨絵」▼大工の技術で拵えた手軽な木製楽器の鼻笛を中心とした「木工」▼自然の草木から染めた糸で手織りをしている「染織り」▼指で描く新感覚の絵画「チョークアート」▼フランス伝統工芸の布を張って箱を拵える「カルトナージュ」▼手編みと機械編みの両方で個性的な洋服を創る「デザインニット」▼作品本紙を活かすことが役割の「表装」と、よりバラエティーに富んだ20代~60代の幅広い年代層の作家14名が出品。
 入場無料(展示作品の販売はなし。一部小額品のみ限定エリアにて東日本大震災復興支援チャリティーとして販売、収益は全額津市社会福祉協議会を通じ被災地に送る)。
 問い合わせは松尾表具店☎津293・0175。
 写真は▼上右・岡田藍の「染織り」▼上左・はぎあゆみの「コスチュームジュエリー」、▼下・冬柴文廣の「陶芸」。okadaSANYO DIGITAL CAMERAhuyusiba