御在所岳などで撮影された作品と八木田さん(左)ら

御在所岳などで撮影された作品と八木田さん(左)ら

 津市城山の百五銀行津城山支店ギャラリーで今月1日から30日まで、写真愛好家の八木田正嗣さん(73・津市城山)が「第2回個人写真展」を開いている。
  八木田さんは昭和34年から写真を始め、当時は銀塩フィルムで撮影し現像・引き伸ばし・焼付けまで行っていた。平成7年からデジタルカメラに持ち替え、全国各地で撮影している。
 今展では、初日から12日まで花の写真を展示した。その後、作品を入れ替え、16日から30日まで山岳写真16点を展示中。これらは菰野町の御在所岳や長野県松本市の上高地・乗鞍岳などで、秋の風景を撮影したもの。来店客は、抜けるような青空や紅葉、雄大な山々の姿を写した力作に見入っている。「風景主体の写真のほうが心が広がり、気持ちが跳ねる。今年はもう一度、乗鞍や駒ヶ岳に行きたい」と八木田さん。