「安濃津ガイド会」による手作り紙芝居上演の様子

「安濃津ガイド会」による手作り紙芝居上演の様子

  津市内14のボランティアガイド団体が加盟する『津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会』が11日、津まつりに初出展した。出展場所は津中央郵便局前会場の津市観光協会ブース。
 津市の各地域の魅力や、各ガイド団体のPRを目的に、8月末頃から準備していたもの。当日は全14団体の35名が参加。7団体が、各地域の伝説や歴史などをもとに手作りした紙芝居計12本を上演した。
 上演した団体と内容は、「芸濃ふるさとガイド会」=天に登った龍、「安濃ガイド会─草陰─」=八百比丘尼、「一志町歴史語り部の会」=松の木ないの里、波瀬地区に残る平家伝説6代君、「美里ボランティアガイド会」=五百野姫ほか1本、「白山道しるべの会」=ジャンボ紙芝居しらさぎ伝説ほか3本、「安濃津ガイド会」=阿漕平治、「久居城下案内人の会」=忠犬ハチ公。
 賑やかなまつり会場でも紙芝居の語り手の声が聞こえるようにスピーカーを2台設置するなどの工夫が功を奏し、子供から大人まで大勢の人が来場した。
 また市内各地の名所などの写真42枚や、各団体のパンフレットを展示。市内外から訪れた人を温かくもてなしながら、津の良さをPRしていた。
 同協議会では「初回にしては成功かと思う。来年以降も出展できれば」と話している。