100名の高齢者にダンスを披露する台湾の生徒たち

100名の高齢者にダンスを披露する台湾の生徒たち

 津まつり前日の10日、津市殿村の介護老人保健施設『トマト』を安濃津よさこいに出場するため台湾から来日した台中文華高級中学校の生徒たちが慰問した。
 台湾中部の台中市にある同校は、台湾のダンスフェスティバルで優勝を続けるなど、台湾が誇る舞踊の名門として知られる。安濃津よさこいへの出場は昨年に続き2回目。今年は台湾交通部観光局の局長である謝謂君さんも同行した。
 同施設を運営するこしば福祉会の小柴眞治理事長は利用者のお年寄り100名を前に、「素晴らしい演技から元気をもらってください」と挨拶。続く、謝さんは「台湾には、優れた知恵と経験を持つお年寄りは宝物のようであるという諺があります」とお年寄りたちを敬った。
 その後、きらびやかな衣装を身にまとった生徒たちが登場。台湾先住民族の伝統舞踊にアレンジを加えた迫力のあるダンスを見てお年寄りたちは喜んでいた。