全120問に挑む受検者たち

全120問に挑む受検者たち

 津市の歴史・民俗から産業・食まで様々な分野の知識を問う『第3回津ふるさと学検定』が10月26日、津商工会議所を会場に行われた。主催=一般社団法人津市観光協会、共催=津商工会議所・津市商工会・津北商工会、主管=津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会(略称ガイドネット)、後援=津市。
  問題はガイドネットが作成した改訂版テキストブック(500円)掲載の4択式1280問から○×式にアレンジした120問を出題。80点以上が合格。99点までが初級、100点~109点が中級、110点~120点が上級の認定をもらえる仕組み。受検料は500円。
 今年の受検申込者は68名で当日欠席11名、受検者57名。半数強を40~60代が占めているが、20代・30代も各6名あり、最年少13歳から最高齢89歳(津市白塚。初級合格)までと幅広い。名古屋市や岐阜羽島市からの受検者もあった。また女性が33%と多かったのが今年の特色。
 最高点は120問中118問を正解した津市河芸町の男性(71)。上級合格はこの人を含めわずか4名。中級14名、初級22名。合格率は70・2%。第1回は60・3%だったが、受検者からの要望を受け第2回から14回にわたり実施している現地説明会の成果もあってか、昨年は67・9%、そして今年は70%台の好成績になった。
 成績に関係なく全員参加できるお楽しみ抽選会では市内13事業者が協賛した特産品が1点ずつ詳しく紹介され、全員にもれなく当たった。注目の榊原温泉ペア1泊ご招待は、従来の抽選方式から受検者全員によるジャンケンで決定する方式に変更。最後の運試しは大いに盛り上がり、勝ち上がった男性2名・女性1名による戦いは、女性が見事一発で男性二人を破り幸運を手にした。
 第4回検定は来年10月25日に実施する予定。現地説明会も同5月下旬から14回にわたり市内各地で実施する予定。問い合わせ☎津246・9020へ。