kyounan 津市阿漕町津興の津市橋南市民センターで1日~3日、毎年恒例の文化祭が催された。主催は津市橋南市民センター運営委員会(長谷川之快会長)。
 同センター利用者や育生・修成地区の住民が文化活動を通じ交流することなどが目的。作品展示や囲碁大会、演芸大会が行われた。
 作品展示では、幅広い世代の180名が、書道や押し花など計350点の作品を出品。来場者は、丁寧に制作された力作を見て感嘆の声をあげていた。
 津市藤方の小牧一三さん(76)は、木や石などを使い、出身地である津市美杉町の棚田の風景を表現した作品を出品。また育生幼稚園の園児が、小牧さんらの指導で制作した木工作品も展示された。小牧さんは、「作品を見た人から、発想が面白いと言ってもらいました。こういう田んぼを残してほしい」と話した。
 このほか、1日の囲碁大会には27名が参加。3日の演芸大会では、同センター利用者がカラオケや詩吟などを披露した。