「一志じねんじょ」と村上さん(左)ら

「一志じねんじょ」と村上さん(左)ら

 明日21日からJA三重中央管内で、津市一志地区の特産品である『一志じねんじょ』の出荷が始まる。
 「一志じねんじょ」は、自生している自然薯と変わらないほど強い粘り気が特徴で、同JAの営農センター一志での直売や、全国宅配が行われており、お歳暮など贈答用としても人気。今年は12月25日頃までに約1tを出荷予定。
 7日、出荷に向け、同JA波瀬支店前のじねんじょ集荷場で同JAの「一志じねんじょ部会」=村上勉部会長(67)、部会員20名=の目揃え会があり、出荷要領や出荷規格の確認が行われた。
 村上部会長は「今年は8月まで雨が多く心配したが9月から晴れの日が多く、順調に育った。風味も山のものと変わらず、栄養豊富です」と話している。
 販売価格は1㎏化粧箱入りで税込3090円。なお12月7日、同センターで「一志じねんじょ祭り」が開催され、おとし汁のふるまいなどが行われる。問い合わせは☎津293・0282。