青山さんと作品「阿吽の狛猫」

青山さんと作品「阿吽の狛猫」

 津市美里町在住の陶芸家・青山伸枝さんの個展「青山伸枝 焼けもの展」が10月8日(水)~13日(月・祝)の10時~17時、松阪市肥留町のギャラリーcomaで開かれる。
 青山さんは北海道小樽市出身。15年前から二代半泥子・川喜田敦氏のもと、津市安濃町の竜合窯で作陶活動に取り組んでいる。
 個展は2年前の松菱での開催以来、今回で2回目。comaを初めて訪れた際、「ぜひここで自分の作品を並べみたい」と思い、今までとは趣向が違う紐づくりの作品を制作。
 特に狛犬をモチーフにしたユニークな〝狛猫〟の作品や花器、大鉢、抹茶茶碗、ビアカップなどを今年の7月に穴窯で6日間かけて焼成した無釉の焼きしめ作品を中心に展示。また、初めて自ら苔玉を作り、作品と組み合わせたものもある。
 会場の飾り付けは愛知県北設楽群東栄町の「花祭り」で使われる紙製の〝湯蓋〟と、東北の切り紙からヒントを得て制作している。
 「作品を観て頂き、楽しい気分になってもらえれば」と青山さん。
 問い合わせは竜合窯☎津268・1507へ。

一緒に木工のふくろうを作る参加者たち

一緒に木工のふくろうを作る参加者たち

 9月19日、津市船頭町津興の市立橋南保育園=坂口友子園長=で、3歳児~5歳児51名と、その祖父母30名が、同市藤方在住の小牧一三さん・俊子さん夫婦と木工作品作りや手品を通じて交流した。
 同園が、園児が地域住民とふれ合う機会を希望していたため、同市の八幡町北自治会会長の谷口実さんが同園に小牧さん夫婦を紹介し、敬老の日(9月15日)にちなんだ行事として企画されたもの。
 園児と祖父母は、一三さんの優しい指導のもと、木の小枝とボンドを使ってふくろう作りに挑戦。また俊子さんによる不思議な手品を見て楽しんだ。そして最後に、園児が祖父母に「夕焼小焼」などの歌をプレゼントしたほか、茶と饅頭でおもてなし。園児は、「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に作れたのがよかった」と大喜びだった。

ikebana2 ikebana1 25・26日10時~16時、津市一身田町の高田会館で、『花一時』「え(絵)ーといけばな」をテーマに、華道家元池坊のいけばなや、絵が展示される。
 池坊に入門し今年で65年、市内で講師として活躍している小林滋子さん=同市大里窪田町=が今年、喜寿(77歳)を迎えたのを機に弟子・孫弟子と共に催すもの。
 いけばな約70点や小林さんが花を描いた油絵などを展示。また両日13時から、小林さんの姪でシンガーソングライターの野田純子さんのライブが開かれ、小林さんも歌を披露する。「池坊の様式『立花』『生花』『自由花』は時代のニーズに合わせ生まれ伝えられてきました。私・お弟子さん・孫弟子の代も可愛いお花を生けています」と小林さん。

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