左から森潔暢副社長、森貢社長と社員さん

左から森潔暢副社長、森貢社長と社員さん

 今年で創業54年を迎えた建設資材の輸送を主業務とする三八運輸(森貢社長、津市)が、燃料費削減と環境対策に取り組んでいる。
 原油価格高騰のあおりを受け、物流業界の燃料費削減は今や死活問題。重量物を運搬するための平ボディー車、ユニック車など21台の大型車両を有するため、燃料費は経費の中でも相当分を占める。
 森潔暢副社長によると、「リーマンショック以降、軽油の価格は1・3倍~1・5倍に跳ね上がった」という。対策として、車両をマニュアル車から省エネモードでギアを自動変速するオートマティック車に順次移行させている。
 さらに空荷での走行「空車回送」を減らすための運行経路の見直しを行い、同時に燃費の良い省エネ運転の励行など、全社一丸となった車両管理で燃料費の削減を実現した。
 燃料費削減は、そのままCOの排出量の削減に直結するため、地球温暖化対策にも貢献できる。
 また、さらなる試みとして、㈱オージャス(菅原広之社長、津市)が製造販売するイオン電子調整装置「エコマックス・アイオン」を昨年3月から導入し順次装着。装着前と比較して平均3%~5%の巾で燃費が改善しただけでなく、排気ガスを浄化する尿素水の消費と同時に排ガスも大幅に減少されたと説明している。同社の長年の事業継続は、こういった時代に合わせた柔軟な考え方と工夫があったからこそであろう。

 ▼ユニセフによる子どもたち支援の写真展=~30、百五銀行本店
 ▼希風書道会 書道展=~30、百五銀行津駅
 ▼柳瀬たか子個展=~21、三重画廊
 ▼みんなで歌う会「懐かしのメロディーカラオケの集い」=19、お城ホール
 ▼民踊・新舞踊の会=20、お城ホール
 ▼日本耕道吟詠会=20、農業屋コミュニティ文化センター
 ▼白山ふれあい芸能友の会=21、白山総文ホール

「大粒なめらかブルーベリージャム」

「大粒なめらかブルーベリージャム」

 津市白山町佐田の「猪の倉温泉」は13日、「いのさん観光農園」で栽培しているブルーベリーを使った『大粒なめらかブルーベリージャム』を新発売した。
 同観光農園のブルーベリーは糖度が高く、大粒なのが特長。同温泉では、以前から、丹精込めて育てているこのブルーベリーの味や食感を生かしたジャムの開発を検討しており、4月に商品の構想をまとめた後、試作を重ね完成させた。
 大粒の果実がごろっと入り、甘糀を使って、甘さ控えめに仕上げられている。また、風味付けのために加えられた洋酒によって、味に深みが増している。ブルーベリー本来の甘さや、ジューシーな果肉の魅力を堪能できる逸品だ。
 パンやパイなどの菓子、ヨーグルトとも相性が良く、ソースとしても使える。
 同温泉では「農業に携わり、野菜や果物は調味料を加えなくても甘くて美味しいということを良く知っているからこそ、ブルーベリーそのままの味を生かして開発しようと思いました。今後、販路を広げていきたいです」と話している。
 一瓶140g入り。期間限定の発売記念価格800円(税別)で、同温泉の売店と、インターネットで販売中。問い合わせは☎津262・5888へ。

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