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津市安東町の古民家コミュニティー「ゆずり葉」で31日まで、古布を生かして作った洋服やタペストリーのほか、鞄、編み物などが展示されている。
ゆずり葉で、平成22年から月ごとに内容を変えて行われている作品展の一環。
出品者しているのは同市小舟の殿舟団地在住で、来月80歳を迎える嶌田よし子さん。嶌田さんは60代のとき病気になり、療養中に作品づくりを開始した。現在は毎週1回、自宅で、市内外から集まって来る気の合う仲間達8名と一緒に作品制作を行っている。
また月1回、津市内の介護施設を訪れ、ボランティアで、利用者と一緒にブローチなどの作品づくりを楽しんでいるそう。
今展では、70歳から現在までの10年間に、独学で技術を身に付けて制作した作品を展示。一部は販売している。
嶌田さんは、「布があれば、『何にしようかな』と作品づくりのアイデアが浮かんできます。今回は、私の10年間の成果である作品を展示しています」と話している。
問い合わせはゆずり葉☎津227・3523へ。
開館10時~17時。月・金休館。
2016年3月17日 AM 4:55