2016年4月

美しく咲く藤の花

美しく咲く藤の花

津市戸木町の伊勢温泉ゴルフクラブ内にある福祉と環境を融合した花園『かざ
はやの里』で藤まつりが開かれている。
9種1800本の藤が咲き乱れるこの花園は社会福祉法人・正寿会が運営する
障害者施設利用者らが職員と共に管理。園芸福祉の実践をしながら、利用者の 収入増にもつなげている。そして、様々な色の花が ゆったりと楽しめる東海地方屈指の規模の藤スポットでもある。ゴールデンウィーク前半が見頃。
期間中、様々なイベントも実施。29日…「昭和音楽ライブ」とキッチンカーが集う「かざはやマルシェ」。2日…「癒しの音楽の日」出演は大谷清文、イケヤマアツシ。5日…「藤堂高虎を偲んで~」花クィーン撮影会、のだの親父のマジックショー、津・高虎太鼓の演奏など。5月8日…津クィーン撮影会。
入場には協賛金300円(18歳未満、障害手帳を持っている人、福祉車両は無料)が必要。開放時間は10時〜16時。問い合わせは☎津255・5755。

伊勢・安濃津古典園芸愛好会は5月6日(金)~8日(日)10時~17時(最終日は16時まで)、津市大門ダイタテアーケード内の「あのつ画廊」で「古典園芸植物・山野草・変りメダカ展示会」を開く。
期間中は、富貴蘭、山野草、盆栽、小品盆栽、イワヒバ、長生蘭、シダ類、カンアオイ、細辛、変りメダカほかを展示。
植え替え方法、四季管理の相談も受け付ける。
また、会員による余剰品の即売もある。
問い合わせは近藤さん☎090・6805・1903へ。

設営中の野外舞台で桃山さん(左)の話を聞く生徒たち

設営中の野外舞台で桃山さん(左)の話を聞く生徒たち

21日、津市芸濃町椋本の津市立芸濃中学校で、東京の劇団「水族館劇場」代表の桃山邑さんが芸能をテーマとした授業を行った。
同劇団は地元の住民たちによる「芸濃町を芸濃い町にする会」の主催で、5月5日~8日、13日~16日に東日寺の野外特設舞台で、『パノラマ島綺譚外傳 この丗のような夢』を上演。江戸川乱歩の名作と芸濃町の歴史や伝説をベースとした内容になっている。この公演では、同校の全生徒を無料で観劇できるようにするが、それに先駆けて行われたもの。1~3年生が学年毎に順番で同作品の作と演出を手掛ける桃山さんから様々な話を聴いた。
3年生の授業で桃山さんは、29年前に役者が大八車を引いて閉山となった北九州の炭鉱地帯を巡演した旗揚げから、既存の劇場は使用せず、劇団員自らの手による小屋掛け芝居にこだわり続ける水族館劇場の歴史を紹介。芸能の歴史をひも解きながら、心理描写に重きを置く西洋の近代演劇やその系譜に連なるものと違い、庶民の生活に寄り沿っていた江戸時代の歌舞伎など日本古来の芸能の在り方にこだわった〝芝居〟というスタイルを貫いてきたことなどを語った。
その後、中学校の近くにある東日寺で設営の真っ最中の野外舞台へ移動。そこで桃山さんは元々、芸能に携わっていたのは被差別階級の河原者と呼ばれる人たちであったことや、豊かで明るい現代社会において見えにくくなった闇に注目し、敗者たちが思い通りにならない人生を懸命に生きる姿を描き続けていることなどを語った。最後に、桃山さんは生徒たちに「みなさんにぜひ公演を観に来てほしい」と呼びかけた。

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