takadatandai 1日、三重県文化会館大ホールで、学校法人高田学苑が運営する高田短期大学=津市一身田豊野=の開学50年記念式典と記念講演会が盛大に催された。
この記念式典開催にあたり、同学苑の髙臣文祥理事長は「これもひとえに諸先輩方の並々ならぬご努力があったればこそと、あらためて心から感謝申し上げます。本日ここに記念式典が挙行できますことは、教職員一同の喜びであり、本日を新しい出発点と致し勇気と希望をもって、今後の50年に向かって前進していく所存でおります」などとした。
また、同大の栗原廣海学長も学苑や地域の関係者に感謝すると共に「今後とも地方の短期大学の使命を肝に銘じ、建学の精神・教育の理念に則って、地域社会に有為な人材を輩出すべく邁進いたします。変わらぬご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます」などとしている。
式典には、約810名が参加。髙臣理事長と栗原学長が50年を振り返り、挨拶したあと、来賓の真宗高田派法主・常磐井慈祥氏らが祝辞を述べた。
また最後に、同大子ども学科1年生147名の合唱などによる学歌が披露された。美しい歌声や楽器の音色に会場は聴き入り、大きな拍手を送っていた。
続いて開かれた記念講演会は一般公開され、約1125名が来場。
早稲田大学教授で、テレビで活躍中の池田清彦氏が「困難な時代をどう生きるか」と題して語った。