津市久居東鷹跡町にある久居ふるさと文学館2階展示ギャラリーで、14日~18日9時~17時(最終日は16時まで)、第9回久居洋画協会「小品展」が開催される。
同会は旧久居市が津市に合併した際、消滅する久居市展に代わる展覧会を継続するため、久居文化協会の洋画部の仲間の呼びかけで創立。毎年、大作展と小品展を開いている。今回は9回目の小品展で、19名が20号までの作品計約40点を展示する。
問い合わせは同協会事務局☎059・255・6834東さん。

前菜の調理実習でカバレロ氏(左)の指導を受ける学生

前菜の調理実習でカバレロ氏(左)の指導を受ける学生

6月29日、津市大谷町の学校法人大川学園・三重調理専門学校で、フランス国立調理養成学校教授のジェラール・ピエール・カバレロ氏を講師に迎えて、フランス料理特別講習が行われた。1・2年生コースの学生約57名が参加した。
カバレロ氏は、フランス料理界で最高峰の仏国最優秀料理人賞を受賞し、フランス国旗と同じ色の襟のコックコートを着ることをフランス国家から認められた数少ないシェフの一人。
また同講習は平成14年からほぼ毎年行われている。カバレロ氏にフランス料理の考え方や技を指導してもらい、将来、県内などで活躍する人材を育てるのが目的。
まず、午前中に、カバレロ氏がコース料理4品(前菜・魚料理・肉料理・デザート)の調理を実演。「良い材料、旬の食材を使い、楽しみながら料理してください」などと話した。
そして午後、学生達が班に分かれて、前菜を調理。マリネした海老に、桂むきにし細千切りにしたジャガイモの衣を付けて揚げるなどの作業を行い、カバレロ氏が各班を回って、ユーモアを交えながら丁寧にアドバイスをしていた。
2年生の星野美沙希さん(20)は「ジャガイモの桂むきが難しかったです。カバレロさんの料理は盛り付けが綺麗で、2月に料理作品展に参加するのですが、刺激を受けました」と話した。

takadatandai 1日、三重県文化会館大ホールで、学校法人高田学苑が運営する高田短期大学=津市一身田豊野=の開学50年記念式典と記念講演会が盛大に催された。
この記念式典開催にあたり、同学苑の髙臣文祥理事長は「これもひとえに諸先輩方の並々ならぬご努力があったればこそと、あらためて心から感謝申し上げます。本日ここに記念式典が挙行できますことは、教職員一同の喜びであり、本日を新しい出発点と致し勇気と希望をもって、今後の50年に向かって前進していく所存でおります」などとした。
また、同大の栗原廣海学長も学苑や地域の関係者に感謝すると共に「今後とも地方の短期大学の使命を肝に銘じ、建学の精神・教育の理念に則って、地域社会に有為な人材を輩出すべく邁進いたします。変わらぬご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます」などとしている。
式典には、約810名が参加。髙臣理事長と栗原学長が50年を振り返り、挨拶したあと、来賓の真宗高田派法主・常磐井慈祥氏らが祝辞を述べた。
また最後に、同大子ども学科1年生147名の合唱などによる学歌が披露された。美しい歌声や楽器の音色に会場は聴き入り、大きな拍手を送っていた。
続いて開かれた記念講演会は一般公開され、約1125名が来場。
早稲田大学教授で、テレビで活躍中の池田清彦氏が「困難な時代をどう生きるか」と題して語った。

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