芸濃町楠原にある石山観音の阿弥陀如来立像

芸濃町楠原にある石山観音の阿弥陀如来立像

芸濃町林にある名刹・普門寺

芸濃町林にある名刹・普門寺

津市芸濃町のボランティアガイド団体「芸濃ふるさとガイド会」は、9月~12月に11回にわたり、市内でバス・ウォーキングによるツアー『芸濃名所めぐり+伊勢の津七福神 2016秋冬』を催す。共催=津市芸濃総合支所地域振興課。
《Ⓐバスツアー》
㋑9月15日、光安寺と水源の神様美濃夜神社(光安寺、美濃夜神社、四天王寺など。歩く距離約1・7㎞)
㋺9月29日、石山観音魅惑の石仏めぐり(芸濃資料館、石山観音、高山神社など。同約1・4㎞)
㋩10月6日、「平家ゆかりの里」成覚寺を訪ねて(落合の郷、成覚寺、地蔵寺など。同約1・9㎞)
㋥10月13日、名刹普門寺と殿町のまちなみ(殿町、普門寺、津観音など。同約2㎞)
㋭11月10日、椋本の大椋と伊勢別街道の旅籠角屋(椋本の大椋、旧角屋旅館、結城神社など。同約3・3㎞)
㋬11月24日、紅葉映える河内渓谷と長徳寺(長徳寺、河内渓谷、初馬寺など。同約1・3㎞)
㋣12月1日、連子格子のまちなみ楠原宿(楠原宿散策、道の駅津かわげ、円光寺など。同約1・5㎞)
㋠12月22日、イルミネーションめぐり(芸濃のGeino Xmas、美里の南長野イルミネーションなど。※伊勢の津七福神の寺社には行かない。同約1㎞)
▼集合は8時50分、津駅東口のコンビニ(ローソン)前。9時出発、15時半到着予定(㋠のみ14時50分集合、15時出発、20時到着予定)
▼参加費(保険・食事・土産代など。バス代無料)は㋺㋥㋬㋣㋠=各千円、㋑㋩㋭=各千五百円。
▼㋑㋩㋭の昼食は錫杖湖水荘の「平家御膳」
▼定員=各コース20名、申込数が定員を超えた場合は抽選。最少催行人数8名。
▼申込方法=往復葉書に次のように記入し郵送。
【往信用表面】=〒514‐2292 津市芸濃町椋本6141‐1 芸濃総合支所地域振興課「芸濃名所めぐり」事務局。
【返信用裏面には何も記入せず空白にする】
【返信用表面】=自身(代表者)の住所・氏名、申込コース(例=㋩)
【往信用裏面】=郵便番号、住所、電話番号(携帯番号)、参加希望者全員の氏名・年齢、参加希望コース(例=㋩10/6)
※1枚の葉書で1つのツアー日程につき3名まで申込可だが、複数のツアーに申込む場合は、ツアー日程ごとに別の葉書で申し込むこと。また小学生以下の参加者は保護者の同伴が必要で、必ず保護者と一緒に1枚の葉書で申込むこと。
▼申込受付期間=各コース出発日の2ケ月前~14日前まで(必着)。
《Ⓑウォーキングツアー》
①10月20日、石山観音と歴史街道(楠原宿散策、石山観音など。約6㎞)
②11月17日、河内渓谷、錫杖湖畔紅葉(河内渓谷、安濃ダムなど。約6・9㎞)
③12月8日、伊勢別街道楠原宿~椋本宿(楠原宿・椋本宿など。約7・3㎞)
▼①~③は雨天中止、参加費は各千円。
▼集合時間・場所、申込方法はバスツアーと同じ。 問い合わせは同課☎津266・2510へ。

木々が芽吹き、新緑が美しくさわやかな季節になりました。すみきった青空に初夏の気配を感じます。いよいよ本格的な夏到来、暑い夏本番を迎えようとしております。
今回は夏の小唄、数多くある夏の小唄の中でも、時代を問わず、多くの人に愛され唄われております「こうもり」「川風」の二曲をご紹介したいと思います。

こうもり
〽蝙蝠が出て北浜の夕涼み
川風さっと福牡丹 荒い 仕掛の色男
去なさぬ去なさぬ いつ までも
浪速の水に写す姿絵

この唄は、江戸時代に作られた上方小唄で、歌舞伎役者七代目市川団十郎のことを、唄っております。七代目は、「歌舞伎十八番」を制定し団十郎の名を世に高めました。
荒事、立役、敵役、女形など、至らぬ役はなく、天保改革の時、おとがめにあい、江戸払いとなって、数年間大阪で、生活をしております。
この「こうもり」という小唄は、七代目市川団十郎が、名をはばかり市川白猿と称して、大阪中の芝居に初出演し、大阪で、熱狂的に迎えられた時の唄でございます。
北浜は大阪の地名。荒い仕掛は、市川家の荒事にかけております。市川家はこの荒事を得意としており、初代市川団十郎(屋号 成田屋)は、荒事の創始者で、江戸歌舞伎で勇士や、鬼神などを主役とする強く勇ましい、豪快な演技のことをいいます。
この唄に出てまいります「こうもり」「福牡丹」はいずれも市川家の紋のことを言っております。大阪市民が七代目も来阪を喜び、「去なさぬ、去なさぬ、いつまでも」と江戸に帰っては困る、帰らせないと誉めたたえた小唄になっております。

川 風
〽川風に つい誘われて涼 み船
文句もいつか口舌して
粋な簾の風の音に
もれて聞こゆる 忍び駒
粋な世界に照る月の
中を流るる隅田川

木々が芽吹き、新緑が美しくさわやかな季節になりました。すみきった青空に初夏の気配を感じます。いよいよ本格的な夏到来、暑い夏本番を迎えようとしております。
今回は夏の小唄、数多くある夏の小唄の中でも、時代を問わず、多くの人に愛され唄われております「こうもり」「川風」の二曲をご紹介したいと思います。

こうもり
〽蝙蝠が出て北浜の夕涼み
川風さっと福牡丹 荒い 仕掛の色男
去なさぬ去なさぬ いつ までも
浪速の水に写す姿絵

この唄は、江戸時代に作られた上方小唄で、歌舞伎役者七代目市川団十郎のことを、唄っております。七代目は、「歌舞伎十八番」を制定し団十郎の名を世に高めました。
荒事、立役、敵役、女形など、至らぬ役はなく、天保改革の時、おとがめにあい、江戸払いとなって、数年間大阪で、生活をしております。
この「こうもり」という小唄は、七代目市川団十郎が、名をはばかり市川白猿と称して、大阪中の芝居に初出演し、大阪で、熱狂的に迎えられた時の唄でございます。
北浜は大阪の地名。荒い仕掛は、市川家の荒事にかけております。市川家はこの荒事を得意としており、初代市川団十郎(屋号 成田屋)は、荒事の創始者で、江戸歌舞伎で勇士や、鬼神などを主役とする強く勇ましい、豪快な演技のことをいいます。
この唄に出てまいります「こうもり」「福牡丹」はいずれも市川家の紋のことを言っております。大阪市民が七代目も来阪を喜び、「去なさぬ、去なさぬ、いつまでも」と江戸に帰っては困る、帰らせないと誉めたたえた小唄になっております。

川 風
〽川風に つい誘われて涼 み船
文句もいつか口舌して
粋な簾の風の音に
もれて聞こゆる 忍び駒
粋な世界に照る月の
中を流るる隅田川

この唄は明治中期に作られました作者不詳の江戸小唄で、小唄振りにもよく使われております。
江戸時代末期から明治にかけて、隅田川にちなんだ唄は、広い範囲にわたって唄われており、隅田川を中心とした多くの名所地や、川の沿岸には、景色のよい所も多かった事によるものと思われます。
隅田川に船を浮かべた川遊びも面白く仕組まれていて、屋形船などは、その最も趣きのあるものでございます。
川風の小唄も、こうした隅田川を背景として、涼み船の中で爪弾きの音を簾ごしに聞きつつ、船を流してゆく粋な情景を唄ったものでございます。
忍び駒とは、駒を長く低くしたものを、木部にかけわたし、音が響かないように工夫された駒のことをいいます。
隅田川と屋根船に簾、月に忍び駒という小道具を並べた趣向で、粋な世界を唄い、情緒豊かな小唄となっ
ております。
夏はまだほんの始まったばかりでございます。日々暑さ厳しくなる折、くれぐれもお体にはお気をつけ下さいますように。
(小唄 土筆派家元)

この唄は明治中期に作られました作者不詳の江戸小唄で、小唄振りにもよく使われております。
江戸時代末期から明治にかけて、隅田川にちなんだ唄は、広い範囲にわたって唄われており、隅田川を中心とした多くの名所地や、川の沿岸には、景色のよい所も多かった事によるものと思われます。
隅田川に船を浮かべた川遊びも面白く仕組まれていて、屋形船などは、その最も趣きのあるものでございます。
川風の小唄も、こうした隅田川を背景として、涼み船の中で爪弾きの音を簾ごしに聞きつつ、船を流してゆく粋な情景を唄ったものでございます。
忍び駒とは、駒を長く低くしたものを、木部にかけわたし、音が響かないように工夫された駒のことをいいます。
隅田川と屋根船に簾、月に忍び駒という小道具を並べた趣向で、粋な世界を唄い、情緒豊かな小唄となっ
ております。
夏はまだほんの始まったばかりでございます。日々暑さ厳しくなる折、くれぐれもお体にはお気をつけ下さいますように。
(小唄 土筆派家元)

16・17日、松阪市の中心商店街周辺で「松阪祇園まつり」が催される。主催=(一社)松阪市観光協会。
内容は次の通り(何れも小雨決行)。
▼16日=三社みこし渡御(八雲神社・松阪神社・御厨神社)、小若みこし渡御、和太鼓饗宴(響座いなせ組・松阪太鼓など)
▼16日・17日=町内子供みこし渡御(各自治会から約50基のみこしが各地域を練り歩く)
▼17日=八雲神社みこし渡御、市指定無形民俗文化財の松阪しょんがい音頭と踊り、松阪しょんがいソーラン、松阪鈴おどり、中央ステージイベント
問い合わせは松阪市観光情報センター☎0598・23・7771または松阪市観光交流課☎0598・53・4406へ。

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