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昨日の朝、パソコンが壊れた。電源を入れたのに、うんともすんとも言わない。側面の換気孔からのぞいてみると、小さな緑のランプが見えた。でも他には何の気配もなくて、パソコンはただの箱になった。
私は、一日のうちの何時間かをパソコンの前で過ごしている。文章を書いたり、SNSで発信したり、動画を見たり、メールを誰かに送ったり。それらのすべてができなくなった。
データのバックアップはUSBメモリに取ってある。しかし、すべてが別に保存してあるわけではない。こんな事態になるとは思わなかったから、ここ数週間のデータは、たぶん消えた。
人もこんな風に、ある朝突然具合が悪くなったりするだろうか。頭の血管とか、心臓の筋肉とか、どこかに突然の不調が起こって、昨日のように動けなかったり、昨日までのことが思い出せなくなったりするだろうか。
災害も同じだ。ある日突然地震や水害にあって、今までの写真や思い出の品などすべてをなくしてしまったりするだろうか。自分自身が動けなくなったりするだろうか。
バックアップが必要だ。事故や病気に備えて、身の回りを片付けておかねばならない。災害に備えて、非常持ち出しや備蓄をしておかなければならない。ある日突然ころぶのだから、何が杖となるかを考えて準備しなくては。 (舞)
2016年7月21日 PM 3:07
12日、フラダンスのスタジオ・ウイとボーカル・ユニット・シエンプレによる津城復元草の根サポート・プチコンサート「セイ アロハ、セイ アミーゴⅢ」が三重県総合文化センター小ホールで催された。
スタジオ・ウイは林恵美子さんが主宰。シエンプレはボーカル&ギターの林敬天さん、ボーカル&キーボードの藤堂千秋さん、パーカッションの森和広さんによるトリオ。津城復元の会の西田久光会長と林敬天さんは、林夫妻が津市鳥居町でロシア家庭料理「ビストロ・ピアット」を経営していた頃からの友人で、草の根の形でお城の復元運動を応援しようと、プチコンサートのチケット収入から浄財を寄附している。
タヒチアンキルトを舞台の背景に飾ったステージの第1部は、恵美子さんらフラダンサー23名が「明るく楽しく笑顔で踊ります」と日頃の練習の成果を披露。恵美子さんが師と仰ぐ、今は亡きカウラナ氏に捧げる「エオ ワイアナエ」やハワイでフラを学んでいる娘さんの振り付けによる「ケアロハ」。そしてラストの「南国の夜」「ハナレイムーン」はシエンプレの生演奏で踊った。
第2部シエンプレのライブが始まる幕間には、敬天さんが南山大学の学生だった50年前、大学対抗バンド合戦の決勝で準優勝した時のライブ録音を流し、好きなことを続けている自分自身の今を再確認していた。この日のライブに向け週2回ずつしっかり練習し、また初の公共ホールでの演奏で音響が良いことも相まって満席の聴衆を心地よく酔わせていた。アンコールでは「百万本のバラ」の原曲であるラトヴィアの美しい子守歌「マーラに与えられた人生」などを聴かせ、大きな拍手を受けていた。
この日は開幕前に楽屋で復元の会の西田会長に8万円が手渡され、また会場ロビーでの募金では54名から2万6848円の浄財が寄せられた。
2016年7月21日 AM 4:57
9日、津市長岡町のレストラン ラ・メールで「津西地区自治会連合会」の10周年記念祝賀会が開かれた。 同自治会連合会は、津西ハイタウン・緑の街・つつじが丘・広明台・津公園団地・西が丘団地・コモンヒルズ西が丘・西団地・上津台・渋見ケ丘・むつみが丘の11自治会で構成。約4200戸1万2000人ほどの住人が暮らしている津市有数の住宅地。平成18年に安東地区自治会連合会から分かれて発足した。
祝賀会には、各自治会の代表者や地域の民生委員・児童委員、校区である南立誠小・西が丘小・橋北中・西郊中の校長ら約50名が出席した。来賓として前葉泰幸市長や津市議会の田中勝博議長、舟橋裕幸県議・加藤美江子市議が出席。
田山正二連合自治会長は「少し厳しい言い方をすれば、やや心の絆が薄れかけているように思う。九州で地震や水害が起こっているがもしこの地で起こった場合には人と人との絆が大切になる。高齢化の進む中で心の通った自治会連合会として心の絆の結んで行けるように皆さまのご協力を賜りたい」と挨拶。前葉市長は「この10年は津市の合併とほぼ重なっていて地域の皆様のおかげで、この街がここまで進んでこられた。合併から津市としては過疎地域や商業地域のことに力を入れてきたが、この地域のような住宅地の声がしっかり生かされていくような行政にしていかなければならい。これからの10年は、ますますこの地域が発展され、地域の問題解決にも力を入れていくことをお約束させて頂く」と続いた。
サプライズゲストとして鈴木英敬知事夫人の武田美保さんがシンクロとの出会いから3度にわたる五輪出場まで、自身のアスリート人生を振り返る講演を行った。そして「私も子育て中だが、この地域は子供たちが非常に多い。今まで得た経験をしっかり還元しないといけないと思っている。大人と皆さんが手と手を取り合って子供たちを真ん中に置いて頂くと社会で活躍してくれるようになるはず」と話していた。
2016年7月21日 AM 4:56