検索キーワード
9日、津市長岡町のレストラン ラ・メールで「津西地区自治会連合会」の10周年記念祝賀会が開かれた。 同自治会連合会は、津西ハイタウン・緑の街・つつじが丘・広明台・津公園団地・西が丘団地・コモンヒルズ西が丘・西団地・上津台・渋見ケ丘・むつみが丘の11自治会で構成。約4200戸1万2000人ほどの住人が暮らしている津市有数の住宅地。平成18年に安東地区自治会連合会から分かれて発足した。
祝賀会には、各自治会の代表者や地域の民生委員・児童委員、校区である南立誠小・西が丘小・橋北中・西郊中の校長ら約50名が出席した。来賓として前葉泰幸市長や津市議会の田中勝博議長、舟橋裕幸県議・加藤美江子市議が出席。
田山正二連合自治会長は「少し厳しい言い方をすれば、やや心の絆が薄れかけているように思う。九州で地震や水害が起こっているがもしこの地で起こった場合には人と人との絆が大切になる。高齢化の進む中で心の通った自治会連合会として心の絆の結んで行けるように皆さまのご協力を賜りたい」と挨拶。前葉市長は「この10年は津市の合併とほぼ重なっていて地域の皆様のおかげで、この街がここまで進んでこられた。合併から津市としては過疎地域や商業地域のことに力を入れてきたが、この地域のような住宅地の声がしっかり生かされていくような行政にしていかなければならい。これからの10年は、ますますこの地域が発展され、地域の問題解決にも力を入れていくことをお約束させて頂く」と続いた。
サプライズゲストとして鈴木英敬知事夫人の武田美保さんがシンクロとの出会いから3度にわたる五輪出場まで、自身のアスリート人生を振り返る講演を行った。そして「私も子育て中だが、この地域は子供たちが非常に多い。今まで得た経験をしっかり還元しないといけないと思っている。大人と皆さんが手と手を取り合って子供たちを真ん中に置いて頂くと社会で活躍してくれるようになるはず」と話していた。
2016年7月21日 AM 4:56