津市なぎさまちベイシスカ2階で8月29日、津うなぎ専門店組合が恒例の「うなぎ放流会」を行う。18日から、参加する小学生の親子24組を募集中。※初参加の人が優先。
津市の名物として知られるうなぎ。このイベントは希少化・価格高騰による消費者のうなぎ離れを防ぐとともに、子供達にうなぎに関する正しい知識を持ってもらうことが目的。
◆内容は──▼9時~9時40分=うなぎ勉強会(クイズ方式)▼9時40分~9時50分=市長挨拶▼9時50分~10時半=近くの海岸でうなぎ放流会。子供達にうなぎを手づかみしてもらい供養・豊漁を願って行う。
◆イベントについての問い合わせ・申し込みは㈱FAMIE(コーディネーター)の若林さん☎090・7600・4065へ。参加応募はHP(「FAMIE」で検索)からも可。  なお18日からクラウドファンディング「FAAVO三重」を活用し、津のうなぎを食べることで地域支援ができるということを伝えると共に、放流会の資金調達を行っている。

宇野さんの説明を熱心に聞く子供達

宇野さんの説明を熱心に聞く子供達

津市美里町家所の市立辰水小学校で13日、津市・津市教育委員会主催の「獣害対策出前講座」が実施された。協力=三重県猟友会津支部美里分会ほか。
昨今、美里地域でも住民が日常生活の中で鳥獣を見かけることが多く、特に、児童や生徒が、登下校時にサルの集団に遭遇するケースが増えつつある。
そのため、そのような場合の対処法を学ぶ機会として、この講座が企画された。今回を皮切りに、同地域の幼稚園児や小中学校生を対象に実施される。
今回の対象は、みさと幼稚園年長児、同小の1年~3年生の児童44名と、保護者。
講師は三重県中央農業改良普及センター主幹の宇野敦善さん。
宇野さんは、サルが頻繁に里山に出てくるようになった原因として、里山でトウモロコシなどの美味しいエサを見つけてしまったことなどを挙げた。
また、サルと人の共存とは「棲み分け」であるとし、「サルに会ったら近づかないでください」などと呼びかけ、子供達は「はーい」と返事をしていた。
高橋心緒さんら(小1)は「サルに出会ったら、エサをあげたり目を合わせてはいけないことがわかった」と感想を話した。

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