昨年のハロウィンに、仮装して集まった「mamie clony」のメンバーと、子供達

昨年のハロウィンに、仮装して集まった「mamie clony」のメンバーと、子供達

『mamie clony』=斉藤百世代表(30)=は、津市をはじめ県内各地に住む20名の母親でつくるママサークル。
地域活性化のためのアンテナショップ「つながるーむFAMIE」=同市桜橋のイオン津店1階=を運営している。

同サークルは2年前の夏、津市出身の斉藤さんが、周囲の元気なママ達と10人でスタートした。
きっかけは、当時、斉藤さんが別のママサークルで活動中に、現在「地域盛り上げ隊」の仲間である「FAMIE」の代表・若林祐基さんと知り合い、イベントで共に活動するようになったこと。
その後、FAMIEが以前から所有していた同店をリニューアルし、斉藤さん達が同サークルを発足して運営に携わることになった。
そして現在、同サークルは、三重を盛り上げることや、「子育てが一段落したら仕事復帰したい」というメンバーのサポートも目的に活動している。
「イベントでただワイワイしているだけではなくて、今まで培った人脈やパワー、知恵を生かして子供や社会のためにも役立ちたいです。また、仕事に復帰したいというママが、復帰するまでのブランクを埋めたい」と斉藤さん。
同ショップはキッズスペースを備え、三重の企業・クリエイターの商品や作品、同サークルのメンバーのハンドメイド雑貨を扱っているほか、子供服のリユースコーナーもある。
メンバー達は子育てなどで忙しい中、協力し合って年中無休の同店を運営している。企業やクリエイター達と交流したり、自作の雑貨をお客さんに直接買ってもらえることが、メンバーにとって良い刺激や、やりがいになっているそう。
斉藤さんは、「これからも活動を無理することなく続けていきたい。そして、私より下の世代にも、こういうことをしたいという人がもっと出てきてほしいです」と話している。