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「第37回三重二紀展」が昨日から三重県総合文化センター第2ギャラリーで開かれている。9時半~17時(最終日は16時まで)。入場無料。主催=(一社)二紀会三重支部。会期は28日(日)まで。
上部組織の二紀会は昭和22年、熊谷守一、黒田重太郎、中川紀元、鍋井克之、宮本三郎、田村孝之介、栗原信などのメンバーを中心にして設立。現在は一般財団法人二紀会として各県に支部を置き、全国組織の美術団体となっている。
三重郡朝日町にある三重支部は36年前に二紀会三重支部として承認され現在に至っている。
また、①美術の価値を流派の新旧に置かず、皮相の類型化を排する②具象・非具象を論じない③流行によって時代を誤ることを極力避ける④真に新たな価値を目指し、創造的な個性の発現を尊重する⑤情実を排しつつ新人を抜擢し、これを積極的に世に送ることに努める…の主張のもと、会員が日々作品制作に励んでいる。支部の設立37周年となる今展では、会員、準会員の20名がこれまでに制作した大小の力作約40点を出展している。問い合わせは支部長の松本さん☎059・377・3526へ。
2016年8月25日 AM 4:55