16日、津市役所の前葉泰幸市長を、東日本大震災の復興支援として宮城県亘理郡山元町を訪れる津市のよさこいチーム「津々うらら」=大門香里代表=が訪問した。
平成14年結成の同チームは津市在住の親子40名で構成。津まつりの安濃津よさこいを始め、市内外のイベントへの出演や高齢者施設の慰問などを続けている。平成23年の同震災発生時にはチームの活動資金を得るために継続的に行っている廃品回収の収益金から寄附した。今回の訪問は復興が進む中、津市が支援を続ける同町教育委員会へ寄附金30万円を届けるだけでなく、語りべと共に被災地を視察したり、老人ホームで慰問交流を行う。
前葉市長は「被災地で今一番求められているのは笑顔になってもらうこと」と被災地に元気を届けてくれるよう一行を激励。大門さんは「子供たちが被災地で感じることを大切な経験にしてほしい」と語った。
一行は8月21日深夜にマイクロバスで津市を出発。22日に宮城県入りし、23日に現地で活動し、24日に帰津した。