2016年8月

県内の医師・歯科医師約2000人で構成する 三重県保険医協会は「入れ歯の日」の10月8日(土)15時~16時、津市栄町の四天王寺で「入れ歯供養祭」を営む。現在、供養する入れ歯を受け付けている。
「針や人形の供養があるように、お世話になった入れ歯に感謝の気持ちを持ってほしい」との考えから99年から同寺で行われているもので、現在は岡山県など県外でも営まれている。
参加費は無料で供養費等も不要。供養した入れ歯は、一部を同寺院内にある「入れ歯供養塔」に埋葬し、残りの入れ歯は、金属部分を精錬・リサイクルし、公共性の高い団体などに寄附する(今までの寄付先は、三重県肢体不自由者父母の会連合会、三重県知的障害者育成会、三重心臓を守る会、就労継続支援B型施設など)。
当日は14時半から受付開始、15時から「入れ歯供養祭」開会、15時05分から祭文朗読。15時10分から読経・参加者焼香・四天王寺住職による歯に関する話など。15時半から講話・閉式。15時50分から敷地内にある「入れ歯供養塔」に移動し埋葬、終了は16時の予定。 問い合わせ・申し込みは同協会☎059・225・1071へ。

ヴォーカルアンサンブル《EST》による「第24回コンサート~京都バッハ合唱団をお迎えして~」が9月11日(日)15時から(14時15分開場)、県総合文化センター大ホールで開かれる。後援=津市教育委員会、三重県合唱連盟、日本合唱指揮者協会、21世紀の合唱を考える会合唱人集団〝音楽樹〟、中日新聞社。
同団は92年、本格的な室内合唱を目的として結成。
ルネサンス時代から現代までの世界中の音楽を演奏し定期コンサートや地方公演の他、海外団体などとのジョイントコンサートや教会コンサートを開催。
グアム(00)、ドイツ(01)、スペイン(03)、イタリア(06)、台湾(07)、フランス(09)、ブルガリア(10)においてコンサートやミサ公演を行う。 38th Florilège Vocal de Tour グランプリを獲得(09)。
指揮の向井 正雄氏は三重大学教育学部卒業。 92年、ヴォーカルアンサンブル《EST》を創立し、音楽監督・指揮者を務める。定期コンサートの他、海外演奏などの活動を積む。
09年フランスはトゥール市で開催された『第38回フロリレージュ国際合唱コンクール』にてヴォーカルアンサンブル《EST》を指揮し、グランプリを受賞し、10年、ブルガリアはヴァルナで開催された、このコンクールを含むヨーロッパ6大コンクールのグランプリ受賞団体が集う『ヨーロピアングランプリ2010』への出場を果たした。
今回は関西を中心に国内外で活躍する「京都バッハ合唱団」(指揮=本山秀毅氏)とコラボし、「無伴奏二重合唱のためのミサ曲」、
「星の話」「死んだ男の残したものは」「あいたくて」ほかを合同演奏する。
全席自由、入場料は一般1800円、(当日2200円)、高校生以下と65歳以上は800円(同1200円)。
問い合わせは常住さん☎090・1860・9541へ(平日昼間のみ)。

津市垂水の石水博物館で、所蔵名品展「三重の先賢たち~士清・宣長・武四郎…近世から近代まで~」が開かれている。会期は10月2日まで。
同博物館ゆかりの津の豪商・川喜田久太夫家は、営業拠点であった江戸店の運営を有能な支配人に任せ、歴代当主は津で過ごし、商売の傍ら様々な趣味を嗜んだ。
文化活動に身を置く中で、江戸時代から明治時代にかけ、谷川士清、本居宣長、松浦武四郎、斎藤拙堂、竹川竹斎など、郷土の文化人たちと直接交流している。また明治以降も半泥子のもとには、梶尾一藻、奥田竹石など、三重県ゆかりの俳人や画家などが集っていた。
今展では川喜田家のコレクションに加え、近年に寄贈を受けた資料を初公開し、三重の三重の先賢たちの足跡をたどる。
入館料は一般500円、高校生以上の学生300円。休館日は毎週月曜(但し、祝日の場合は翌日)。
問い合わせは同館☎059・227・5677。

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