「センポ・スギハァラ」の練習の一場面

「センポ・スギハァラ」の練習の一場面

津市を拠点に活動する社会人演劇集団・劇団津演=若林一博代表=の2016年秋季公演『センポ・スギハァラ』=作・平石耕一、演出・山本賢司=が19日18時30分~、20日14時~(開場は各30分前)、津リージョンプラザお城ホールで上演される。
津演は、今年で結成53周年。舞台装置・小道具・衣装・音響などを自分達で作り、年2回の自主公演のほか市町のイベントなどでも公演を行っている。団員は20代~70代の24人。
今回は、特別出演の20人を合わせ40人以上が出演する。
同作品のあらすじは──第2次世界大戦でドイツがポーランドを占領した時、多数のユダヤ人が隣国のリトアニアに逃れた。そして1940年夏、首都カウナスの日本領事館は、日本経由で外国に逃れるための通過ビザを求めるユダヤ人に囲まれていた。
当時、領事代理だった杉原千畝は、本省の「発給要件を満たさぬ者へのビザ発給はならぬ」という命令に背いて、命の危機が迫るユダヤ人を一人でも多く救うため無条件にビザを発給し続けた。
ユダヤ人達は彼を、「センポ・スギハァラ」と呼んだ、というもの。
今公演では、千畝の行動だけではなく、ユダヤ人や領事館職員など、彼を取り巻く人達の感動的な生き様がしっかりと描かれる。
山本さんは「千畝は大義名分で立派なことをしたのではなく、ビザを求めるユダヤ人の『目』、『人間』に動かされたのだと解釈しています。そのため、この舞台では千畝をもっと身近に感じてもらえると思う」と話した。
チケットは、前売り大人1500円(当日1800円)、学生1000円(同1200円)、小学生600円(同800円)。
津演劇鑑賞会☎津228・9523、三重額椽☎津225・6588、県文チケットカウンター☎津233・1122で取り扱うほか17日までメールでも受け付ける。氏名・枚数・日時・種類を記載しg-tsuen@hotmail.comへ送信。
問い合わせは劇団津演☎津226・1089(月・水・土曜の20時以降)。