津市乙部の「赤塚建設㈱」は従来のエアコンのように冷風や温風を出して空気の温度を管理するのではなく、遠赤外線の作用によって快適な室内環境を実現する冷暖システム『光冷暖』を取り扱っている。
「KFT㈱」=福岡県福岡市=が開発したこの画期的なシステム。室内に特殊セラミック加工を施したラジエータを設置。同様の特殊加工を施した壁・天井・カーテンに、ラジエータから放射される遠赤外線を当てて共振・共鳴させる。すると、ラジエータから出ている温度に応じた遠赤外線(放射熱)が壁や天井に伝わり、そこから再放射される遠赤外線の作用で部屋全体が冷えたり、温まったりするという原理。

赤塚建設のヨベルタウン八町では「光冷暖」を体験できる

赤塚建設のヨベルタウン八町では「光冷暖」を体験できる

赤塚社長(左二人目)と舩井社長(左)と安倍昭恵首相夫人(右2人目)

赤塚社長(左二人目)と舩井社長(左)と安倍昭恵首相夫人(右2人目)

この放射熱の原理を分かり易く例えると、太陽の日差しが当たっている場所と日陰では気温そのものは全く同じでも、体感温度が大きく異なるのと同じだ。
光冷暖の魅力はまず、エアコンのように冷風や温風が出ないので「あの風が苦手」という人も安心して使えること。KFT㈱モデルルーム調べでは、最高37度の猛暑の時でも室内は24度~27度に、冬場も平均3・6度の日でも20度~23度が保たれる。室内において人間の体感温度に放射熱が50%の影響を及ぼすと言われているため、実際の室温以上に快適に過ごすことができる。加えて、年間を通じて室内の湿度が50%前後に保たれているため、他では絶対に味わえない優しい空気感が楽しめる。また、空気を動かさないので病気の原因となるホコリを舞い上げることもない。熱中症や冬場のヒートショックなどの心配がある子供や高齢者が居る家庭や、室内飼いのペットが居て年中エアコンをつけっ放しという家庭で利点が多い。また、作動音がないので音楽を楽しむ人からも注目されている。
従来のエアコンのように気温を変化させるのは、光冷暖と比べると、エネルギー効率が悪く、消費電力を50%削減できる(国立九州工業大学発表)。今では一部屋に一台エアコンを設置している家も珍しくないが、光冷暖は起動させると、遠赤外線の共振・共鳴効果で家のどこでも体感温度がほぼ一定になる。電気を節約しながら、快適生活を送れるだけでなく、COをほとんど出さないので環境負荷も小さい。ラジエータの構造も熱を媒介する温冷水が循環しているだけという非常にシンプルな構造のため、特別なメンテンナンスも必要なく、維持費もほとんどかからない。
現在、光冷暖は全国の住宅や医療施設・保育園などで採用されており、平成26年度に環境大臣賞を受賞。
赤塚建設では赤塚高仁社長が㈱船井本社の舩井勝仁社長の勧めで、福岡県にあるKFT社の光冷暖のモデルルームを見学。その素晴らしさに感動し、取扱いを決めた。その後、赤塚社長とも舩井社長とも親交の深い安倍昭恵首相夫人も光冷暖を体験し、参画するゲストハウス「UZUハウス」への導入を決めている。
赤塚建設が分譲中のヨベルタウン八町=津市八町=では光冷暖の効果を体感できる。赤塚社長は「まだ皆さんが知らない〝未常識〟をたくさんの方に伝えていきたい」と話している。
問い合わせは☎059・226・6627へ。

津市納所町の葬儀専用ホール「津光倫会舘」は、11月13日(日)9時~15時、メッセウイングみえで、年に一度の大感謝祭「美味競演!地元のうまいもん大集合!」を開く。
同会舘が、日頃の愛顧に感謝を込めて行うもので、今年は絶品グルメ(富士宮やきそば・明石焼き・揚げピザ・しぐれ肉巻きおにぎり・草もち、ほか)をはじめ、地域の美味が勢ぞろい!売切れ御免の物産展となりそうだ。
特設ステージでは、津軽三味線とシンセサイザーを操る「やゆfish」さんの民謡コンサートと、「桂三象」さんによるおもしろ漫談で会場を盛り上げる。
同会舘の「心の会」会員限定の来場プレゼントは「トイレットペーパー12ロール」(要引換券)、当日、心の会の入会者と紹介者に「朝日屋買物券3千円分」または、「新玉亭食事券3千円分」と、さらに「入浴剤セット」または「夢工房くまのみかんジュース」をプレゼント。
このほか、大抽選会や、「遺影用写真・無料撮影会」(9時半~先着百名・整理券配布)など多彩な内容で
おもてなしする。

最近いろんな学校の子どもたちと接する機会を得ています。学校や学年が違う子どもたちなので、それぞれの学校の「文化」もわかりますし、先生たちの「教え方」や「評価の仕方」などの違いもわかります。
ある子どもが「十人十色」の読み方を「じゅうにんじゅっしょく」と言っていましたので、「じゅうにんといろ」と読んで、十人の人がいればそれぞれ好きな色や好きな食べ物が違ったりするという意味だよ、と説明しました。ついでに、「先生の教え方や丸の付け方もみんな違うんだよ。学校によっても違うし、先生によっても違う。でも…」
「でも」なんでしょう。だいたいの学校や先生は、自分たちが自由に考えたことを、子どもたちには「それをみんなに守って欲しい」と思っているみたいだね。塾でも、型通りに同じことをやってそれに合う子どもを大切にしているところもあるようだし。
こんな余計なことを言ってしまいましたが、その場にいた子どもたちの全員が、「そうだよ。なんでもいつでも、同じような答えや同じような行動を子どもにさせようと先生はしてくる」と異口同音に言うのには、あらためて苦笑せざるを得ませんでした。
学校や塾やそこの先生が「期待する子どもの姿」は画一的になりがちです。それを改革しようというのが、今回始まっている教育改革なのですが、まだまだ先生たちにも保護者の方々にも理解されていないようで「どうせ結局は何も変わらないのでしょう」という疑心暗鬼的な受け止めをしている人も少なくないようです。前にも述べましたように、学校でも塾でも、過保護的なワーク学習をさせて業者の方々の在庫を減らすことに加担しているところもまだ多く見られます。計算や漢字のドリルの専用のノートを子どもたちが使わせられているのを見ると、本当に残念だと思われます。その一方で、特に職業高校や塾などでは、教育改革への対策をきちんと始めています。中でも塾は、少子化のなかで「生き残り」をしなければなりませんから、教育改革が具体的になったときに「豹変」するのだと予想しています。心配なのは今現在、これまでのやり方で学校や塾で学んでいる子どもたちが教育改革と直面したとき、対策がうまくできないことを、いったい誰が責任を取るのかということです。たぶん、自己責任ということで、子ども本人やその保護者の方々が、また辛い思いをさせられるのではないでしょうか。一方で、東京オリンピックの頃に学校や塾で学ぶ子どもたちは、今よりはずっと改革に即した教育環境に入れるでしょう。
当面は、学校や塾という組織としての「特色」作りが目立っています。それも、幼稚園や保育園に通う年齢を中心として、盛んになっているようです。英語やパソコンを積極的に取り入れたり、アクティブ・ラーニングになじめる環境や教材・教具、教育方法を取り入れたり、新聞広告やチラシを見ていると、あれこれと「特色」が打ち出されています。それを眺めながら、「今度はこの特色を子どもたちのみんなに押し付けて、結局は、画一的にならなければいいな」と思ったりもさせられます。
ある学校では、今年から系統性を明確にしながら「体験学習」を始めました。体験学習のあと、その学校ではグループで体験から学んだことを「報告」するための時間を組み込んでいます。まさにアクティブ・ラーニングなのですが、「体験学習」そのものは既に多くの学校が取り入れていることなので、今頃始めるのは遅いのは確かです。けれども、「とりあえずやればいい」という水準ではなく、他の授業との関連や学年の積み上げまできちんと計画した上での取り組みですから教育改革の具体的な実践例の一つとなるでしょう。
ある子どもは、「現場学習(社会見学)」のあとに、ノートの見開き二ページを使って自分なりに工夫してまとめる、という課題を出されていました。聞いてみると、その学年ではその学級だけの取り組みであるという答えでした。幸いにも、その子はそういうことが好きな子どもなので、作る過程を見ているだけでわくわくさせられました。そして出来上がりを見せてくれたので、「これがこれから高校や大学でどんどん取り入れられる勉強の仕方なんだよ。君のように、楽しくできて、しかも、あちこちに見える君の工夫が、これからの学力になるのだよ」と言いますと、その子は「こういう勉強は好きだ」と将来が楽しみになる答えでした。ふだんの「宿題」の出し方が「気まぐれ」に見えるその子の先生ですが、この課題は、使うページを限定したところがとてもよいところです。
子どもの「十人十色」を大切にする教育改革が始まっているなかで、この先生のように、自身が「十人十色」の発想を持つ、ということはステキなことです。あとはこの先生が、「十人十色」の子どもたちのノートを、どのように評価するか、その妥当性と柔軟性が、このアクティブ・ラーニングの価値を左右します。 (伊東教育研究所)

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