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11月22日、松阪肉牛〝七保和牛〟の女王を決める『第12回大紀町七保肉牛共進会』が、度会郡大紀町野原のJA伊勢経済2課肉牛出荷場であった。主催=同町七保肉牛共進会。
同共進会は旧七保村、旧大宮町時代から数えて今年で62年目。今年は七保和牛部会の肥育農家15名が未経産牛51頭を出品した。
審査委員長である県畜産研究所大家畜研究課の岡本俊英主幹研究員らが一頭ずつ厳正な審査を実行った。いずれの牛も肥育農家の弛まない努力を感じる優れた肉質・肉量を誇る素晴らしい出来栄えだったが、最高賞の優等賞1席には、同町打見の北村幸成さん(64)肥育の「ふくはる3の1」号700㎏が輝いた。
北村さんは「長年、父親の手伝いをしてきたが6年前にJAを退職して以降、本格的に肥育に取り組んできた。父親の代で受賞をしたことがあったが、自分自身も最高賞を獲ることができて本当に嬉しい」と喜びを語った。ちなみに北村さんは昨年、松阪農業公園ベルファームであった「第66回・松阪肉牛共進会」のチャンピオン牛である優秀賞1席を獲得した「ももみや」号も育てている。
審査委員長の岡本主幹研究員は「700㎏と少し大きめの身体だが、ただフレームが大きいというだけでなく、上から見た時の横幅が抜群。横から見た時の胸の深みや毛質も良く、身体もしっかりと張っており、肉がつまっていると思う」と評価のポイントを詳しく解説した。
今年も出品された牛を全頭購入した津市北丸之内の精肉店・朝日屋の香田佳永社長(55)は「生産者同士がお互い競い合い、切磋琢磨することで、牛のレベルも年々上がっている。毎年素晴らしい牛を出品して頂いて本当にありがたい」と語った。この51頭は、12月15日から朝日屋で開催される「名牛まつり」にて通常価格で販売される。
2016年12月1日 AM 10:14
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