本茶席の様子…岡田さん(右から2人目)

本茶席の様子…岡田さん(右から2人目)

11月23日、津市白山町八対野の旧杉本家住宅(国登録有形文化財)で煎茶道の「黄檗皎上月流」の茶会が開かれた。
文人たちに愛された煎茶道は、自由な雰囲気の中で清談を楽しむのが特徴。同流派は同町出身の岡田皎上月さんが創始。岡山県で指導を行ってきたが、8年前より同町でも指導を開始。現在では生徒20名ほどが指導を受けており、年に一度、茶会を開いている。
今年も大勢の人々が訪れ、最初に庭で着物姿の生徒による野点で抹茶がふるまわれた。その後、同住宅内で「珊瑚5億年の歴史」と題した本席の玉露席では岡田さんが沖縄をテーマに、人々が戦火から貴重な美術品を守りぬいたことなどを紹介。参加者は生徒のいれた煎茶を味わいながら茶席に使われた人間国宝・金城次郎の作品などを鑑賞し、沖縄の豊かな文化や歴史の奥深さを感じていた。

▼第19回三重さをり仲間展=~4、岩田川久画廊
▼LEDでクリスマス(工作教室・事前申込み)=4、みえこどもの城
▼豊田静子個展=~4、三重画廊
▼男女共同参画フォーラム「わあむ津」=3、お城ホール(要整理券)
▼音楽の仲間コンサート=4、アストホール
▼芸濃町を芸濃い町に!プロジェクト「天使も嘘をつく」=4~5、芸濃総合文化センター
▼人権のつどい うれしの=3、嬉野ふるさと会館
▼芸能発表会=4、お城ホール
▼美里人権フェスティバル=3、美里文化センター
▼昔なつかしい(昭和の唄)ナツメロ大会=4、美杉総合文化センター
▼柿喰う客公演「虚仮威」=3~4、県総文小ホール
▼木であそぼう(木工作)=10~11、みえこどもの城

グラウンドで行われた測量実習の様子

グラウンドで行われた測量実習の様子

11月21日、津市半田の県立津工業高校=村井司校長=で、三重県土地家屋調査士会=津市河辺町、神戸照男会長=による出前授業が行われた。対象は建設工学科都市システムコース2年生の17名。
同会が、社会貢献活動の一環で県内の工業系の高校生を対象に実施しているもので、同校では2回目。
講義の後、陣取りゲームの形式で測量実習が行われた。生徒は2チームに分かれ、チームごとに作った陣地の面積を巻尺と最新型の測量機器の両方で計測。面積の大きさなどで競った。
下﨑圭悟さん(17)は、「面積測量は普段授業でもやっていましたが、仕事だと思ってやると責任感を感じ、緊張しました」、また岡本優斗さん(17)は「土地家屋調査士は初めて聞いた職業で、かっこいいと思い興味を持ちました」と話した。

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