前葉市長と共に受章を喜ぶ水谷さん(右)

前葉市長と共に受章を喜ぶ水谷さん(右)

農事功績者表彰事業(公益社団法人・大日本農会主催)で緑白綬有効賞を受賞した水谷隆さん(62)が12日、津市役所の前葉泰幸市長を訪問した。
水谷さんは、他の農業者と共同で共に立ち上げた「㈲こうちく男爵」=津市高野尾町=で県下最大級の苺農園を営んでおり、苺を使ったロールケーキやラスクなどで6次産業化にも成功。加えて父親から受け継ぎ経営している「水谷農園」=津市栗真町屋町=でもキュウリの生産だけでなく6次産業化にも着手している。更に、津市指導農業士会会長や三重県指導農業士会副会長として、長年培ったノウハウや技術を提供しながら、若手農家の育成などにも努めている。それら功績が評価され、同賞を受賞した。
水谷さんは前葉市長に受賞の喜びを語ると共に「若い人たちが明るい顔で希望を持って農業に取り組んで欲しい。津市の次の農業を支える人たちを応援していく。またこれからも津産津消に取り組んでいきたい」と今後の展望も語っていた。

和船山車の安濃津丸で式を挙げる道瀬忠利・祐子夫妻

和船山車の安濃津丸で式を挙げる道瀬忠利・祐子夫妻

11月23日、津市新町通りの歩行者天国で「新町フェスタ」が行われた。主催=津新町通り商店街振興組合(森勝理事長)。
今年は少し肌寒かったものの、好天に恵まれ大勢の人出で賑わった。
午前のメーンイベント、和船山車・安濃津丸で挙行された船上結婚式の新郎・新婦は、今年3月に入籍した道瀬忠利・祐子夫妻=津市久居新町在住=。
忠利さん(43)は、名古屋市出身。鳥羽水族館のスタッフを経て、生き物の撮影が得意というフリーカメラマンになった。
祐子さん(36)は神戸市出身の美容師さん。津市を仕事の拠点にしてから今年で11年目で、結婚して現住所に移るまでは新町に住んでいた。
二人は、東京を本部に全国各地で活動し、三重では津・伊勢・伊賀・四日市の4カ所にチームがある『サニーサイド・ゴスペル・クラブ』のメンバーでもあり、それが縁となって交際に発展した。
当日は、津藩祖・藤堂高虎公を祀る高山神社の多田久美子宮司が船上で神前挙式を執り行い、二人は永遠の愛を誓った。
挙式後は、船上から祝福しに集まった人々に向けて餅まきし、賑やかな雰囲気で締めくくった。

「初日」を買い求める来場者

「初日」を買い求める来場者

清酒「初日」などで知られる津市久居本町の蔵元「㈱油正」で、11月23日、恒例の『初日 蔵開き』が開かれた。
顧客の日頃への感謝の気持ちを込めて昭和55年から毎年実施しているもので、近年は約3000人が来場する人気イベントとなっている。
また、津市物産振興会をはじめとした各種団体の協力で、地域物産の販売を合わせて行うことで、地域振興も図りながら、来場者にも楽しんでもらうことも目的としている。
この日は、オープンと同時に酒蔵も開放。日頃は見る機会の少ない酒蔵内部を来場者らは興味津々で眺め、スタッフの説明を受けていた。また、搾り立ての「初日」も人気だった。

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