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一 遺言状は2通用意する
最近、「終活」という言葉がちょっとした流行語になっています。
人間としてこの世に生存している限りいつかはお迎えがくる、その時の用意をしておくのが終活です。
この終活をやっておくと遺された家族も助かるんです。
定年を迎えぼつぼつ終活を始めませんか。
数年前に亡くなった医師で作家の渡辺淳一さん(代表作に失楽園などがあり)が遺言書は2通用意するとよい、との論文を週刊誌へ発表して世間の話題になりました。
渡辺さんは、遺言書の1通は財産関係、そして2通目は医家らしく、生命について述べています。
それは、交通事故や脳血管系などの病気でいわゆる植物人間になった時、「○年経ったら生命維持装置を切断して下さい」というのである。
現代医学の発達はすばらしく、胃に穴を開けて栄養剤を流し込む「胃瘻(いろう)」は現代では1日当り2500キロカロリーにまでなっている。胃瘻患者は3年、5年過ごしている人も多く、中には10年間の人も存在する。
人間の生命は尊い。「○年経ったら生命維持装置をプッツンして下さい」と遺言するのは何かなじまないがこれも終活の一つなんかなあ。
二 今後の人生設計へ
さて、全市民待望の「サオリーナ」がいよいよ10月1日にオープンします。
オープンを記念して10月18日には「大相撲津場所」が開催されます。
この機会に実の稀勢の里をみたいもんです。
そして、本年度はインターハイが当県で開催されます。
また、2020年度は東京オリンピックです。吉田沙保里さんも出場するかもしれません。
郷土からあたたかい声援を送りましょう。
2021年はいよいよ「三重とこわか国体」が三重県で開催されます。津市では新装オープンのサオリーナを主会場にレスリング、バレーボール、セーリング、それに高校野球(硬式)など十種類の競技が予定されています。
たくさんの選手、関係者が来られます。全市民であたたかいおもてなしをしましょう。
そして最後に2027年にはリニアモーターカーが走ります。名古屋~東京間がわずか40分で結ばれます。これには何としても乗りたい。あと10年、それまで健康寿命でがんばりたい。
これらのビッグイベントを今後の人生設計の目標に採り入れて、余生を送りましょう。
(79歳。生涯学習講師。元・津商業高校教諭)
2017年7月27日 AM 4:55
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