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1日、 津市高野尾町の赤塚植物園で「高野尾花街道 朝津味」の出荷者会設立総会が行われた。
1周年を迎えた朝津味は農業を軸にした高野尾地区の振興を目的に昨年7月オープン。地域の農業者による運営会社「㈱フューチャー・ファーム・コミュニティ三重(FFC三重)」が運営している。地域の農林水産畜産物や加工品を販売する県下最大級のファーマーズマーケットを備え、現在は516の出荷会員が登録。出荷会は会員相互の親睦や情報交換、安定出荷を目的に設立した。
赤塚会長は、サツキの生産日本一の産地として栄えていた高野尾地区が近年の需要低下と共に衰退しているため、これからの日本で求められる安心・安全の食べ物を提供するために朝津味の建設に至った経緯を説明し、「朝津味の関係者や出荷者の努力によって美味しいものが提供できるようになって、ようやく基礎が出来た。これからは出荷会を通じて新しいプログラムを出して欲しい」と今後に期待を示した。
その後の総会で野菜、果実、花卉、米、加工の5部会から成る出荷者会の設立が承認され、役員の選出などが行われた。
2017年8月10日 AM 4:55
1日、津市立南が丘小学校で同小学校の児童が浴衣の着付けを学んだ。
地域住民や保護者が一丸となって、様々な活動に取り組む「南が丘地域教育委員会」が行っている「夏休み教室」の一環。色々な方面で技術や能力を持った地域住民を講師に迎え、学校の教育では学べないことを児童に伝えているもの。
指導は、小林豊子きもの学院南が丘教室の指導者で同校児童の保護者でもある生杉豊惠智子さんが実施。浴衣の着方や畳み方、帯の結び方などの着付けを楽しく学んだ。
生杉さんは「浴衣は長い間、形自体は変わっていないが、着方によって印象が変わるので着付けは非常に大切。自分で着られるようになれば楽しい」と和装の素晴らしさを伝えていた。
2017年8月10日 AM 4:55
「第38回三重二紀展」が8月23日(水)から三重県総合文化センター第2ギャラリーで開かれる。9時半~17時(最終日は16時まで)。入場無料。主催=(一社)二紀会三重支部。後援=(公財)三重県文化振興事業団。会期は27日(日)まで。
上部組織の二紀会は昭和22年、熊谷守一、黒田重太郎、中川紀元、鍋井克之、宮本三郎、田村孝之介、栗原信などのメンバーを中心にして設立。現在は一般財団法人二紀会として各県に支部を置き、全国組織の美術団体となっている。
三重郡朝日町にある三重支部は37年前に二紀会三重支部として承認され現在に至っている。
また、①美術の価値を流派の新旧に置かず、皮相の類型化を排する②具象・非具象を論じない③流行によって時代を誤ることを極力避ける④真に新たな価値を目指し、創造的な個性の発現を尊重する⑤情実を排しつつ新人を抜擢し、これを積極的に世に送ることに努める…の主張のもと、会員が日々作品制作に励んでいる。
支部の設立38周年となる今展では、会員、準会員の20名がこれまでに制作した大小の力作を出展する。
問い合わせは支部長の松本さん☎059・377・3526へ。
2017年8月10日 AM 4:55