三重を刺激する大人のローカル誌「NAGI」(月兎舎)の秋号を紹介。特集は「戦国を駆け抜けた獅子と虎」。
日野城主の子に生まれ、織田信長の息女を娶り豊臣秀吉の時代に、松坂城主を経て奥羽を領した蒲生氏郷。
一方、七たび主君を替え、関ヶ原、朝鮮の役、大坂の陣を生き抜き伊勢安濃津・伊賀を治めた城づくり名人・藤堂高虎。
三重の商都の礎を築いた東近江出身の武将の生き様から激動の時代に両雄が果たした役割を振り返る。
内容は
▼戦地と領地(図解) ▼両雄の出世物語「戦国を駆け抜けた獅子と虎」
▼三重の城跡紹介
▼城下町案内
▼顕彰団体の活動紹介では、高虎公にまつわる郷土史を多角的に考察している「ときめき高虎会」、市民総参加で津城を復元すべく2014年から募金活動に取り組んでいる「津城復元の会」、手作り甲冑の「NPO法人三重ドリームクラブ」、同クラブ有志が結成した手づくり甲冑隊の「勢州津高虎隊」、「 松阪手づくり甲冑愛好会」、「蒲生氏郷公顕彰会松阪」。
また、藤田達生・三重大学教育学部教授に「両君が果たした役割とは」でインタビュー。
そのほか、高虎さんの教え「高山公遺訓二百ヶ条」など多彩な内容。
問い合わせは月兎舎☎0596・35・0556。