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津市難聴者・中途失聴者の会「きらら」(三浦正敏代表)と松阪市難聴者・中途失聴者の会「すてきなステーキ」(池村幸一代表)は8月26日、三重県総合博物館で「8月きらら例会」を実施。各施設からそれぞれ4名と3名が出席した。
障がいの有無に関係なく、誰もが博物館を楽しめるよう支援しているユニバーサルミュージアムグループの活動の一環。 先ずは現在開かれている企画展「みんなののりもの大集合」を見学。会場では、聴覚障がい者の情報伝達手段として、参加者2人につき1人の要約筆記者がつく「要約筆記、ノートテイク」と「磁気誘導ループ」が行われた。
磁気誘導ループとは、補聴器を補助する放送設備で、磁気を発生させるワイヤーを輪のように会場を這わせ、そのワイヤーから出る磁気を受信用補聴器が受信し音声信号に変えるもの。雑音の少ないクリアな音声で聴くことができる。
会場ではグループに分かれて、2億5千万年前の三葉虫の化石を見ながらスケッチしたり、目の特徴や、天敵から身を守る方法や成長の仕方について話し合いながら発表していた。
展示を見学し終わった参加者からは「要約筆記者の方がノートテイクしてくれたので色々学べて良かった」と話した。
その後、大野照文館長が「館長と調べる三葉虫の秘密」を演題に、スライドを見せながら講演。最後に参加者全員に修了証と、スライドをまとめたしおりが配布された。
参加者の棚井邦子さんは「悠久の時の流れにのめり込みそうでした。胸が躍りました」と感激していた。
2017年9月7日 AM 4:55
定年退職後にどう備えたらいいのか?お金が貯まらない等々の悩みに応え、お金を「殖やし」「備える」方法まで、お金に関する基礎知識を女性ファイナンシャルプランナーが分かりやすく解説します!
本紙主催(共催=募集代理店㈱エイティー)の女性限定「女性のためのおかねのそなえセミナー」を①10月5日㈭14時~16時②6日㈮10時~12時③同日14時~16時④7日㈯10時~12時のスケジュールで開催します(7日のみ夫婦、カップルでの参加可)。参加無料。 会場は三重県総合文化センター中会議室、受付けは開始の30分前から。リズ・カフェのスイーツ付き。
過去5回開催したところ、いずれも大好評の人気のセミナー。受講された読者からは「お金は長期にわたって積み立てることが大切だという事がわかりました。先生の話がとても分かりやすく、ためになりました(男性50代。夫婦で参加)」。「将来のお金の備えについて『漠然とした不安』だったが、『何が分かってないのか』に変わり、自分の中で少し整理できた。これから将来に向けて備えていきたい(女性30代)」。
「お金のことは難しいので後回しにしていました。セミナーに参加したことで知らない知識が得られて良かった(女性30代)」。
「今まで、お金に関して勉強不足だったのを痛感しました。これから効率の良い財産づくりをしていきたい(女性50代)」といった声が寄せられています。
講師はファイナンシャル・プランナーで1級FP技能士の清水千草さん。清水さんは、コンピュータ会社に13年間勤務後、退職。ファイナンシャルプランナーに興味を持ち、資格を取得。
その後、金融機関にて資産運用・住宅ローンなどの相談業務で経験を積む。お客さんに寄り添い、中立公平な立場でアドバイスを行うため、独立を決意。平成23年1月にFP事務所(㈱ライフ・フォレスト)を設立し、クライアントの相談業務・全国でのセミナー講師として活躍している。
▼応募方法=郵便番号・住所・氏名・年齢・電話番号・参加人数・同伴者がある場合には同伴者の氏名・希望講座日時(必ず第1、第2希望、もしくは、いずれの日時でも可)を明記のうえ、はがき、FAX、Eメール、電話のいずれかでお申込みください。
各回定員30名ですが、定員を上回る場合は抽選となり、当選された方にのみ9月30日頃に聴講券を発送させて頂きます。因みに6日午後の部が狙い目です。
▼応募先=はがき…〒514─0028、津市東丸之内26─12、MECビル3階、㈱三重ふるさと新聞「そなえセミナー」係まで。FAXは059・222・3331(件名は「そなえセミナー係」と明記して下さい)。Eメールはfurusato@ztv.ne.jp(件名は「そなえセミナー係」と明記して下さい)。
電話でのお申込みは☎津222・3330まで(受付時間は平日9時半~17時半)。
締切りは9月28日必着。
尚、ご参加頂いた方に限り、後日、ファイナンシャルプランナーによる無料個別相談にお申込み頂けます。
2017年9月7日 AM 4:55
本棚の整理をしていたら、徒然草の解説本が出てきた。子どもが高校生の頃に使った参考書だと思う。
パラパラとめくって楽しくなった。すらすら読めるから。もちろん日本語だから読めて当たり前だけれども、古文を勉強した頃からもう何十年も経っている。何もかも忘れていると思っていたのに、「あはれ」「すさまじき」「をかし」といった古語の意味を覚えていた。脳はこれらの記憶をどこかに収納していたらしい。
それに、文中に分からない単語があっても文の意味は不思議と分かる。人が古くなると、自然と古文が読めるようになるものだろうか。
読んだ覚えのある文もある。「おぼしき事言わぬは腹ふくるるわざなれば」とあり、「もの言わぬは腹ふくるるわざ」は徒然草出典だったと思い出す。
「善き友、三つあり。一つには物くるる友。二つには医師。三つには知恵ある友」高校生の時には、これはあまりにもひどい言い草だろうと思った。でも、この年になると現実的な考え方だと素直に認められる。
他の段も読んでいくと、うなずけることばかり。現代に通じる真理の数々。七百年も前の人が考えたことが、今の私にはすんなりと同意できる。徒然草は年を重ねてから読むべきだ。
さて、今から七百年後の人にも、同じように肯定されるだろうか。
(舞)
2017年9月7日 AM 4:55