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名古屋市博物館で今月16日から「ピーターラビット展」が開かれ、大勢の人が来場している。会期は11月5日まで。
世界中の人から愛され続ける「ピーターラビット」。その作者ビアトリクス・ポターの生誕150周年にちなみ企画されたもの。
絵本作家・自然保護活動家・農場経営者などとして活躍した彼女の人生に焦点をあて、『ピーターラビットのおはなし』の原点や絵本シリーズの世界観を紹介。絵本シリーズの自筆原画、彼女を魅了した湖水地方のスケッチ、絵の具箱や机といった愛用品など208件の作品・資料を展示している。
150点を超える原画が一度に公開されることは本国のイギリスでも珍しく、出品されている原画のほとんどが初来日。さらに今回の展示作品は、作品保護のため、イギリスでもこの先10年近くは展示されない予定。
会場では、1901年に自費出版された最初の「ピーターラビットのおはなし」の全原画44点を本邦初公開。
また、作者のビアトリクスは、自然豊かな湖水地方の田園を舞台に動物達が繰り広げるのどかでユーモラスな作品を次々に生み出したことから、水彩で描かれた絵本シリーズの自筆原画やスケッチ、草稿を公開。中でも「ピーターラビットの暦:1929」の原画は初来日。
さらに彼女はピーターの人形やボードゲームを考案して、自らの創り出した世界を守るために商標登録するなどキャラクタービジネスの先駆者であったことなども紹介。
観覧料は一般1300円(1100円)、高校・大学生900円(700円)、小・中学生500円(300円)。カッコ内は団体。問い合わせは同博物館☎052・853・2655。開館9時半~17時(9月30日、10月1日は19時まで)。休館日は毎週月曜日・第4火曜日(祝日の場合は開館、その直後の平日休館)
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希望される方は葉書で、住所・氏名・年齢・連絡先を明記して、〒514─0028、津市東丸之内26─12、三重ふるさと新聞「ピーターラビット展」までご応募下さい。
締切り日は10月5日必着。応募多数の場合は抽選となります。
当選発表は招待券の発送をもって代えさせて頂きます。
2017年9月28日 AM 4:55