楽しみながら収穫したマコモを手にする児童達

楽しみながら収穫したマコモを手にする児童達

津市美杉町上太郎生地区にある田んぼで19日、美杉小学校3年生6名と4年生15名が、農業体験の一環としてイネ科の植物「マコモ」を収穫した。
主催は、同小と、太郎生に住む50代~70代の7名で構成し、地域活性化を目指してマコモの栽培・特産品化に取り組む団体「八十六石まこもの集い」=横川惚吾代表。
この農業体験は同小の栄養士がマコモに興味を持ったことをきっかけに始まり、今年で6年目。児童は今年5月にマコモの植え付けも行った。
児童は、同団体の指導のもと鎌を使ってマコモの茎を切り、計150本を収穫。また、同団体の会員に活動に関することなどを質問した。
収穫したマコモは今月の同小の給食で、ビビンバや酢豚などに使われている。横川さんは「今年はマコモの生育が遅れたり、台風でこけて残念だったが、子供達が収穫を楽しんでいる顔を見たら忘れました」と話した。