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2017年9月
10月2日より、「津市緊急告知ラジオ」の無償貸与と販売の受付が開始される。避難勧告などの発令時にFM三重が発信する信号を受信すると自動起動し、避難情報を伝えるというもの。貸与の対象者は自分で情報を集めるのが困難で避難に支援が必要な一定基準を満たした高齢者や障害者などの避難行動要支援者とその関係者。申請時に避難が必要な人たちの情報を集め、支援体制づくりも進めていく。
屋外に設置されている行政防災無線は、市からの災害情報も流されるが屋内だと聞こえづらく、それだけでは、防災情報を知らせる手段としては弱いことが津市でも指摘されてきた。その一方、携帯電話やスマートフォンの緊急災害速報や、津市でも登録制の防災情報メールやFAXでの配信サービスを行うなど、隙間を埋める情報伝達手段の普及は進んでいが、それら手段をとれず、避難時に支援を必要とする人もいる。そこで「津市緊急告知ラジオ」は、その隙間を埋める形で、津市がリストアップを行っている避難行動要支援者(一定の基準を満たした高齢者や障害者)やその代理となる関係者(家族や自治会関係者など)で緊急速報メールなどが使えない人を対象とした無償貸与事業を実施する。
このラジオが、どのようなものか説明をすると津市が災害情報の発信をFM三重に依頼し、番組内でその情報が流れるのだが、その際に専用の信号を発信すると、起動しその放送が流れる。①津市を津・河芸②久居・香良洲③安濃・芸濃・美里④一志・白山・美杉と津市を4エリアに分け、設置家庭の該当エリアに情報が発令されると起動する。非常にシンプルなつくりでFM三重以外の局は受信できず、電波が届かない場所の場合はケーブルテレビの回線を利用して放受信することも可能。
要支援者の数と携帯電話の普及台数などから試算し、本年度が2000台、来年度2000台の計4000台の無償貸与を行う予定。10月2日より貸与希望者の受付を行い、来年1月にラジオの貸与と操作説明を兼ねた「配布会」を市内各地で実施する予定。
当初は要支援者に貸与する形のみだったが、対象者以外でもラジオが欲しいという声もあったため、同じく10月2日より希望者を募って販売を行う。ラジオは津市専用の信号を受け取る特注品なので受注生産でという形になる。来年度になってから入札によって業者を選定し、製造するため、手元に届くのは少し時間がかかる。発注数などで変動はあるが価格は8000円~7000円の見込み。
加えて、無償貸与の申請の手続き時に「避難行動要支援者避難活用シート」の記入を求め、要支援者の詳しい情報を改めて集めることで、より的確な支援を行う体制づくりに役立てる。
今まで災害情報を得るのが困難な人にとっては非常に有意義なものであり、危機管理課にも購入希望者からの問い合わせが寄せられている
同課では「災害に備えて色んな情報を集める手段が必要で、その一つとしてラジオを役立ててほしい」と話している。
無償貸与と購入の手続きは、津市役所8階の危機管理課か各総合支所の地域振興課へ。
購入は12月28日までに申し込みが必要。
問い合わせは津市危機管理課☎059・229・3281へ。
2017年9月28日 AM 4:55
▼手作り作品展=29~30、あのつ画廊
▼吉田賢治銅版画展=27~10・1、三重画廊
▼ワンコインコンサート。ジャズピアノ細川千尋=28、県総文大ホール
▼さだまさしコンサートツアー=30、県総文大ホール
▼黒田卓也とニューヨークで出会った仲間たち=30、県総文中ホール
▼Мゲキセレクション ロロ「BGM」=30~10・1、県総文大ホール
2017年9月28日 AM 4:55
10月26日(木)、道の駅津かわげとガイド団体「河芸『江』の会」のコラボ企画の第2回「秋麗河芸名所めぐり」が催される。雨天決行。バス移動で、同団体が案内する。
▼集合=道の駅津かわげ入り口前(9時)▼コース=同駅(9時出発)~伊勢上野城跡(9時15分到着)~マリーナ河芸 田中川河口(10時35分到着)~尾前神社(11時25分到着)~同駅で日替わりランチ(12時到着)
▼参加費=1000円(昼食代、保険代込み。当日支払う)▼帰りに土産(津の名産品)プレゼント▼定員先着20名▼申し込みは同道の駅レジ又は☎で。締切りは10月23日だが定員になり次第締切。
問い合わせは同道の駅☎津244・2755。
2017年9月28日 AM 4:55