会場の様子

会場の様子

12月10日、津市大門の津都ホテルで津商工会議所125周年記念事業のビジネス交流会が開かれた。参加企業同士の新たなネットワークの構築と自社PRによる顧客の開拓が目的。5回目となる今回には34社から50名が参加。同商議所の岡本直之会頭、辻正敏副会頭、田村欣也副会頭らも出席した。
交流会は2部構成。第1部では、各参加企業がプロジェクターに映し出された電子資料やパンフレットを使って3分間の自社PRを行い、自社の業務内容や強みなどを参加者にアピールした。
続く第2部は名刺交換会と懇親会。参加者同士の交流を深めながら、お互いのビジネスについて語り合うと共に、業種の壁を越えた連携を模索。既存ビジネスの成長や新ビジネスを生み出すために必要な人脈作りの形成など、今後のビジネスチャンス創出に大きく貢献する機会となっていた。

《Window》油彩・稲垣美侑・作

《Window》油彩・稲垣美侑・作

《造山輪廻3》写真・尾野訓大・作

《造山輪廻3》写真・尾野訓大・作

津市大谷町の三重県立美術館で1月4日㈮から企画展「パラランドスケープ″風景〟をめぐる想像力の現在」が開かれる。会期は3月24日㈰まで。
印象派たちによって描かれ、近代に隆盛をきわめた「風景画」。近年、アーティストたちは再び「風景」に着目し、かつてとは異なる方法で目に映る世界との関係を結んでいる。
ふだん何気なく「風景」と名付ける表現の中にも、神話や夢、見立てなど、さまざまな想像力の働きを見出すことができる。
今展では、現代美術のこの新たな動向を、三重、東海地域を中心に活動する5名のアーティスト(伊藤千帆、稲垣美侑、尾野訓大、徳重道朗、藤原康博)による作品(絵画、立体、映像、インスタレーションなど)を紹介する。
入場料は一般=800円、学生=600円、高校生以下無料。休館日は毎週月曜日(但し1月14日、2月11日は開館)と1月15日、2月12日。開館時間は9時半~17時(入館は16時半まで)。
問い合わせは同美術館☎059・227・2100。

 本紙読者5組10名に同展覧会の招待券をプレゼント。希望される方は葉書に〒・住所・氏名・年齢・☎を明記して、〒514─0028、津市東丸の内26─12、三重ふるさと新聞「美術館」係まで。締め切りは1月7日必着。応募多数の場合は抽選となります。
尚、当選発表は招待券の発送をもって代えさせて頂きます。

 

火の用心を呼びかけながらパレードする「のべの幼年消防隊」

火の用心を呼びかけながらパレードする「のべの幼年消防隊」

のべの幼稚園=津市久居ニノ町、山中理園長=の年長児90名が12月14日、『のべの幼年消防隊』として、津市消防本部や津南警察署の職員らと共に、同園を発着点に約1㎞の市中防火パレードを行った。
寒くなり、料理の火や暖房器具を使う機会が多いこの時季に、地域に防火・防犯を呼びかけることなどを目的に、毎年催されているもの。
当日は朝、雨がパラついていたが、パレードが始まる前に上がった。
子供達は「火の用心」と書かれた法被やハチマキを身に着け、保護者や年少・年中児に見送られスタート。寒風が吹く中で堂々と歩きながら、太鼓を演奏したり、音楽に合わせて両手に持ったポンポンを振るなどしていた。また「戸締り用心、火の用心!」と元気良く歌い、沿道では地域住民らが温かく見守った。
園庭にゴールすると、大勢の保護者やほかの園児たちに迎えられ、パレードを披露。最後に大きな声で、「火の用心、消しましょう、その火その時、その場所で」と呼びかけた。

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