2019年2月

婚活 三重県総合文化センター生涯学習センター4階大研修室で3月17日㈰12時半~16時(受付11時半~)、カジュアルな婚活パーティー「第11回いい人みつけて結婚しよう」が開催される。主催はボランティア団体「津シルバークラブ」=齋藤茂子代表、会員約8名。
▼対象は20歳代後半~40歳代の人▼予約、事前申し込み不要▼定員150名(当日受付で先着順)▼参加費千円(当日会場で支払う)。
同団体は12年前発足。
少子化対策のため、男女の出会いの機会を提供し、婚姻率上昇に繋げようと10年前に同パーティーを初開催。当初は年1回で、現在はニーズに応え年2回催している。そして今回は、津市少子化対策地域支援活動事業の補助を受けて行われる。
このパーティーでは主催者は参加者の個人情報を一切聞かない。1部で参加者が異性全員と1対1で話し自己紹介する。2部では参加者は自由に移動して交流。意気投合したら個人情報を交換する。同団体会員は会場で、奥手な人も好みの人と会話ができるよう丁寧にサポートする。
毎回、百数十名が参加し、開催後に参加者から任意で寄せられる報告によると10組~15組が交際を始めるという。
また同団体では、50歳以上の配偶者のいない男女が気の合う人を探す「熟年のつどい」も実施していて、両企画でのべ1700人が参加した。
同団体会員の横田拓士さん(77)はパーティーについて「少子化対策として使命だと思ってやっています。準備は大変だが、参加する人は熱意があり真剣なので、やめるわけにはいかない」。
問い合わせは齋藤さん☎津293・1169。

相続対策について話す税理士の浅沼さん

相続対策について話す税理士の浅沼さん

足の指を1本ずつほぐす佐田さん(右奥)と、参加者たち

足の指を1本ずつほぐす佐田さん(右奥)と、参加者たち

葬儀専用ホール「津光倫会舘」=津市納所町=が20日、専門家が相続の悩みに対応する「相続の相談窓口」=同市神納町=との共催で、同市高茶屋小森町のイオン津南イオンホールで「相続対策セミナー」を開いた。
相続の疑問解決のサポートが目的で、今回で3回目。約40名が参加した。講師は、税理士で、同市栄町に事務所を構えている浅沼慎也さん。
セミナーでは自身が扱った相続の事例を交え、遺言書を作成しておくことが「争族」の防止に有効であるとした。また不動産購入などの相続税対策と、それぞれのメリット・デメリットを説明した。
そして同会舘は23日、同市北河路町のサオリーナのフィットネススタジオで「こりとり体操教室」を開いた。
こりとり体操は、骨格を意識しながら体をゆっくり動かし、可動域を広げることにより、腰痛・肩こりなどの解消や改善・予防を目指すもの。
同教室は同会舘が昨年4月からスタートした「脳活・脳トレ応援企画」の一環で、地域住民の健康をサポートすることが目的。
2部制で開かれ、合わせて約30名が参加した。
講師の佐田まゆみさんが「体の力を抜いて、同じ動作をゆっくり繰り返しましょう」とアドバイス。両手を使って足の指を1本ずつほぐしたり、背中や足などを曲げ伸ばしする体操を紹介した。
終了後、参加者は両肩を回し、体操で肩がほぐれ動かしやすくなったことを実感していた。

【2018年の国際収支】

2月8日、日本の財務省は12月の経常収支(速報)を公表した。この月の国際収支は4528億円の黒字ではある。国会中継で午前9時のNHKニュースはなかったが、2018年で最少の値だ。対前年比では▲43・1%である。貿易収支は2162億円だ。輸出額は7兆698億円、輸入額は6兆8537億円である。
一方、旅行収支は2038億円だ。受取は3953億円、支払が1915億円である。JNTOによると、12月のインバウンドは263万1800人で、アウトバウンドは162万9300人。この時点でのインバウンド累計は3119万1900人で、アウトバウンドは1788万9292人である(いずれも速報値)。
万年赤字の旅客輸送は、海上旅客の受取が1億円、支払が5億円で▲5億円。航空旅客は受取が300億円、支払が636億円で▲336億円だ(四捨五入の為に合計に合わない場合がある)。
また、海上貨物も▲519億円の赤字である。
今回は、昨年一年間(1月から12月)の経常収支(速報)も公表された。
2018年の国際収支は19兆932億円の黒字である。対前年比では▲13%だ。貿易収支は1兆1877億円である。対前年比は▲76%だ。輸出額は81兆2070億円、輸入額は80兆193億円である。会社ならば、損益分岐点ぎりぎりだ。一方、旅行収支は2兆3139億円である。免税土産を除いた宿泊と飲食等の受取は4兆5400億円だ。2月8日の国会で首相が言った「インバウンド効果4兆円超」とはこの事である。だが、アウトバウンドによる支払も2兆2261億円ある。JNTOによると、インバウンド累計は3119万1900人、日本人のアウトバウンドは1788万9292人(どちらも推計値)なので、割り算すると、インバウンド単価は14万5550円だけである。違法民泊や船泊は含まれない。
ちなみに、貿易収支の輸出には、免税土産も免税取引として加算されているが、その額はブラックボックスだ。
万年赤字の旅客輸送は、海上旅客の受取が9億円、支払が147億円で▲139億円。航空旅客は受取が3503億円、支払が8597億円で▲5093億円だ(四捨五入の為に合計が合わない場合がある)。
日本の航空会社には、お客さんを連れてくる能力が欠けているようである。
また、海上貨物も4月からは赤字に転じて▲2932億円だ。これは急増したLNG輸入の輸送によるもので、電力会社各社が東日本大震災後の需要増加を見越して投資した、米国のフリーポート社、コーブポイント社、キャメロン社の、そして豪州はイクシス社からの、日本への輸出が遂に始まったからである。
だが、日本の新聞は、貿易収支悪化の理由を「原油高」の一言で片づけている。
(O・H・M・S・S「大宇陀・東紀州・松阪圏サイトシーイング・サポート」代表)

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