やまぎわさゆりさん(イラスト)津

やまぎわさゆりさん(イラスト)津

伊藤潤一さん(書)松阪

伊藤潤一さん(書)松阪

冬柴文廣さん(陶芸)四日市

冬柴文廣さん(陶芸)四日市

有形文化財の古い酒蔵を利用した展示ホール「油正ホール」(津市久居本町)を舞台に、日頃創作している作品を一堂に展示する「つくりびと展・拾弐 ―集(つどう)」が昨日から9月29日㈰まで開かれている(時間9時~17時。最終日は16時まで)。入場無料。主催=同展実行委員会。後援=津市、(一社)津市観光協会。

今回は、新メンバーとして可愛らしい動物や花を描いた「イラスト」、オール松阪に強く思い入れを持ち、自らの手で育てた藍や綿を使い糸紡ぎから染めまで行う「染織」、華やかな花の世界を彩る「アートフラワー」の3名が加わっている。
また、過去展からは、アッセンデルフトという技法で美しく花を描く「トールペイント」、30年ほどの講師歴を重ねた「ニット作品」、フランス伝統工芸でもある「カルトナージュ」が復活。
その他、様々な自然を細密描写で描く「ネイチャーアート」、ミクロン単位の精度で小さな額縁などを作る「木工」、使われることを前提に馴染みやすい製品を作っている「革製品」、世界各地からの展示要請も増えてきた「書」、繊細な手描きで茶器などの絵付けをする「陶磁器上絵付け」、カラフルな「似顔絵&水彩画」、オリジナル性で定評ある「陶芸」、高度なテクニックを駆使して繊細で豪華な「コスチュームジュエリー」、作品を活かすことが役割の「表装」など、バラエティーに富んだ30代~70代の幅広い年代層の作家15名が出展。
恒例のライブゲストには姉妹ならではの美しいハーモニーを聞かせるピアノとバイオリンのデュオ「段上姉妹」、様々な土地で高い共感を生んでいる親子バンドのRAMOがシンガーのチエミを招いた新しいユニット、「デコラ」の2組を招く。
最終日の午後にはメンバーによるお楽しみの公開パフォーマンスを行う。
問い合わせは松尾表具店☎059・293・0175へ。