三重大学の持つ知識を一般と共有しようと各分野の専門家を招き隔月ペースで開いている津市・津市民文化祭実行委員会主催の三重大学シリーズ、第87回文化講演会?「発見塾」が9月28日㈯13時半~15時、津リージョンプラザ2階視聴覚室で開かれる。主催=津市民文化祭実行委員会・津市。主管=津文化協会。後援=三重大学、本紙。
今回の講師は同大学教養教育院の野呂雄一教授。演題は『音楽の科学』。
同教授は「ドレミファソラシドの音階はどのように決められているのか、弦楽器や管楽器の音の高さや音色の違いは何で決まるのか、和音はなぜ綺麗に聞こえるのか?物理学や数学の視点から音楽を眺めてみようと思います」と話す。
入場無料、事前申込み不要。直接会場へ。
問い合わせは☎090・1236・1144辻本さん。

IMG_8013  9日、多気郡大台町薗の宿泊施設「奥伊勢フォレストピア」で、志摩観光ホテルの名誉料理長で同施設料理顧問の宮嵜英男さん監修の新メニューの発表会が開かれた。
同施設は、第3セクター「宮川観光公社」が運営。新メニューは毎年閑散期となる冬を前に、新たな魅力を創出し、集客につなげるために開発。10月から提供していく。
発表会には、同社の辻保彦社長や大森正信町長を始め、報道関係者ら約30人が出席。宮嵜さんは
料理人のバイブルと言われるブリア・サバランの著書・美味礼賛の「新しい天体を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにする」という一節になぞらえ、「今日作らせて頂く料理を通じて、何か一つでも出会いがあれば、作り手にとってこれほど嬉しいことはない」と挨拶。
宮嵜さんが同施設の料理長である野呂泰司さんと共に試行錯誤を重ねた末につくりあげた新メニューは、料理5品を軸にパン・デザート・飲み物が楽しめるコース。清流が育んだアマゴと香り豊かなユズという大台町の特産品の滋味を生かした「アマゴのスモークと野菜のマリネ」。フォレストピアの夕暮れをイメージしたジャガイモの冷製スープ「フォレストピア・ソワーズ」。脂身と赤身のバランスが良い紀和牛のロースに、町内産のワサビの葉を大胆に添えた「紀和牛のロースステーキ」。その他の料理も玉城豚や新鮮なメイチダイなどの上質な食材を散りばめた見た目にも華やかな顔ぶれ。
新メニューはディナーのみの場合、1万1千円(税込み)。宿泊の場合は1泊2食付で2万900円(税込み)。
問い合わせはフォレストピア0120・017・137。

便利なアプリがあると友達に教えてもらって、新しいアプリをスマホにインストールした。「さんあーる」とひらがなで書くと何のアプリかわからないが、それはリデュース、リユース、リサイクルの頭文字をとった3R。「さんあーる」はゴミ分別の無料アプリである。
スマホに入れておけば、ゴミの日に通知が来る。ゴミの出し忘れ防止にとても役立つ。まだ参加自治体が多くなくて全国どこでも使えるわけではないらしいが、幸いなことに津市は大丈夫。町名を指定すれば、燃やせるゴミ、資源ゴミというように、間違いなく回収日を教えてくれる。
分別に困ったときも調べられる。例えば雨合羽を捨てるなら、オルガンを捨てるならと検索できる。てのひらでゴミ情報。
ゴミの捨て方は難しい。津市は結構細かく分別する自治体だろうが、ほとんどを燃やしてしまって、その他は破砕粗大ゴミという扱いの自治体もある。生活の場所が変わるだけで全然違う。転居したばかりの人には特に役立つアプリだと思う。
日本語以外にもいくつかの言語に対応しているそうで、グローバルに人が移動する時代に必要なことだ。
ただ、このゴミ分別アプリの情報が、私の場合は友達経由で入ってきたけれど、アプリの存在を知らない人も多いだろう。他の言語を使う人たちにもうまく伝わっているだろうかとは思う。
(舞)

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