鰯の祭りずしの調理を実演する松田さん

鰯の祭りずしの調理を実演する松田さん

中世、伊勢湾でとれた鰯(いわし)を運ぶため安濃津と京都を結んだ「鰯街道」や、津市を中心に広まった「鰯の祭りずし」をPRする講座が4日、学校法人大川学園三重調理専門学校=同市大谷町=で開かれた。
同学園の大川吉崇理事長が講演。また三重すし街道相談役の松田春喜さんが鰯の祭りずしの調理を実演し、同校の学生が作った鰯ずしを参加者が試食した。
津市の鰯の漁獲量は現在も県内上位だが、99%が飼料に使われていて、松田さんは「県内の学校などで祭りずしを広めている。地道に少しずつPRしていきたい」。