演奏するシエンプレ

演奏するシエンプレ

9日、津市東丸之内のうなぎの「つたや」で、「秋の夜長にうなぎと音楽の響宴」が開かれた。
参加者は店内で、つたや自慢の鰻丼を味わった後、駐車スペースに設けた特設ライブステージへと移動。最初にジャズ、ボサノバ、昭和歌謡、オリジナル曲など、独自のアレンジで演奏するボーカル・錦正佳さんとボーカル&ギター・野呂圭美さんによるユニット「よろずやHEAVEN」が登場。ジャズやボサノバの名曲のほか、伊勢佐木町ブルースなど、おなじみの名曲を情感たっぷりに歌い上げ、盛大な拍手が贈られた。
続いて、津市を拠点に演奏活動しているボーカル・ユニット「Siempre(シエンプレ)」のステージ。メンバーはパーカッション奏者でつたや店主の森和広さん、ギター&ボーカル・林敬天さん、キーボード&ボーカル・藤堂千秋さん。べサメ・ムーチョなど、ラテンの名曲に、マイウェイなど誰もが知る曲を織り交ぜながら、巧みな演奏を披露。日本尺八連盟竹師大師範の岡本莫山さんも友情出演し、一緒に「コンドルは飛んでいく」などを演奏した。
このライブは津城復元への草の根応援ライブとして催されており、売上金の一部と会場募金で4万8565円の浄財が集まった。