日頃学んだ技術で作った料理を、来場者に提供する学生たち

日頃学んだ技術で作った料理を、来場者に提供する学生たち

津市大谷町の三重調理専門学校で16日、学校祭
「三重調フェス2019」が開かれ、400人以上が来場し大盛況だった。
同祭の目的は、調理・製菓の技術を学んでいる学生が、日頃の成果を来場してくれる保護者や友人に披露すること。また、地域住民との交流も目指している。
1・2年コースの学生約60名が参加。飲食ブースでは、紀北町長島で93年続き昨年閉店した和菓子屋「とらや製菓」から同校学生がレシピを受け継ぎ、アレンジした「あんまき」や、焼き菓子、パンなどが販売された。
また、オムライス・ドリアや、三重テレビの番組の同校担当コーナー「キチキチキッチン」で紹介された豆乳担々麺などの料理も提供され、好評で売り切れるメニューも。
学習成果発表として、辻製油のかんきつジュースを使った料理レシピを開発した授業などに関する展示も行われた。
1年コースの桐生愛梨さん(18)は校内の案内などを担当し「お客さんが少しでも楽しんでもらえるよう、色とりどりの折り紙を作って、来てくれた小さい子供さんに渡しました」と話した。