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2019年12月5日 AM 4:55
同市香良洲町を拠点に、東日本大震災の復興支援活動を継続している「(人と絆)チャリティーライブ実行委員会」=鯖戸伸弘代表=のメンバーと有志約20名が11月9日、宮城県東松島市野蒜ヶ丘の奥松島観光物産交流センターで、マグロの解体ショーやマグロ丼のふるまいを行った。同実行委は、東松島市や、岩手県陸前高田市などの被災地と、津市で、海産問屋を営む鯖戸さんによるマグロ解体ショーなどの復興支援イベントを催している。今回は、伊勢まぐろをチンドン屋の演奏とコラボした賑やかなショーでさばき、大勢の観客を盛り上げた。
一方、鯖戸さんは来場者と話し、震災から8年が経ち、自宅が被災したため新たな家を建てるなどして物理的な環境は整いつつあるものの、心の傷が深くなっている人が多いと感じた。また一行は、児童と教職員が津波の犠牲となった石巻市立大川小学校の旧校舎付近を訪れ、大川伝承の会共同代表で同小に通っていた娘を津波で失った鈴木典行さんから、被災前後の同小の様子を聞いた。
「支援活動を継続していくにあたり、被災地を元気づけるとともに、大川小のことなど知識をつけて、学んだことを地元津市でも伝えていきたい」と鯖戸さん。
2019年12月5日 AM 4:55
秋には市内でもさまざまなイベントが行われる。そんな時に出店される産直市や手作り市、フリーマーケットが好きだ。いつもの買い物とは違うものが並んでいて、見ているだけでも楽しい。物欲を刺激するものにも出合える。
先だってもそんな産直で野菜を買った。いくつかを手にして、いくらになるかを計算した。おつりも計算。その感覚が新鮮だった。
この頃は買い物の時に計算をしない。カゴに入れてレジに並び、示された金額を支払う。ポイントカードやクレジットカード、クーポンやQRコードと、いろいろ忙しいし、レジが間違うとは思ってもみないし。レジの人が手打ち入力していた頃は桁違いのような間違いもあったが、ピッピッとバーコードを読んで自動で計算だから疑わない。元データ入力ミスの可能性は考えないでいる。
それでも現金で払っていた頃は、カゴの中は二千円を超えるぐらいだからと概算し、千円札をつまんでレジが終わるのを待っていた。もちろんおつりの計算も。キャッシュレスとなったらずいぶんな変わりようで、計算の習慣がなくなった。
もしかしたら、今の環境で育つ子供たちは日常生活で計算をしないのではないだろうか。宿題の計算ドリルで鍛えた技能を活かす場面がないかもしれない。それもまた問題だなと思うのは、古い考え方だろうか。
(舞)
2019年12月5日 AM 4:55