地域伝統の「もち花飾り」

地域伝統の「もち花飾り」

12月14日㈯10時~(9時半~受付)、津市美杉町奥津、名松線伊勢奥津駅併設の八幡地域住民センターで、地域伝統の正月飾り「もち花飾り」を作る教室が開かれる。同線や、地域の活性化に取り組む商工会女性会員有志が近くで運営する「かわせみ庵」が毎年催しているもの。名松線での来場を呼びかけている。
▼往きの列車=始点の松阪駅7時32分発、一志駅7時51分発、家城駅8時25分発、伊勢奥津駅8時59分着。▼帰り=伊勢奥津駅を13時6分発、15時8分発など。
参加費1700円(材料・弁当代込み)。募集人数は60名。申し込みは中田さん☎090・4083・8550へ。
伊勢本街道奥津宿街道市が同時開催。あまご塩焼・地元物産販売など。

挨拶する杉田会長

挨拶する杉田会長

熱気球のゴンドラに乗ってバーナー噴射体験

熱気球のゴンドラに乗ってバーナー噴射体験

ステージでは様々な団体やグループがダンスなどを披露

ステージでは様々な団体やグループがダンスなどを披露

津ライオンズクラブ(津LC)=杉田真一会長=は、11月10日㈰、津市あのつ台の公園・中勢グリーンパークで創立60周年記念チャリティー事業「ザ・カーニバル」を開いた。後援=津市・津市教委。
津LCは会員100名。毎年、環境清掃活動、薬物乱用防止教室をはじめ、盲導犬育成資金のためのチャリティイベントや、子供参加のスポーツイベントなど毎年様々な奉仕活動に取り組んでいる。創立50周年時に、同公園に128本の桜の植樹をして以来、時計台の設置、遊具の寄贈、清掃活動などに10年間にわたり取り組んできた。
今年度は60周年を機に、より多くの市民に親しまれ、楽しめる公園を目指して記念事業を展開。中でも「ザ・カーニバル」は目玉企画で、今年度最大級の野外イベントとして計画。絶好の秋晴れの下、ダンスや大道芸、お菓子まきなどのステージ披露や、津LCメンバーによる様々な職業体験。謎解きアトラクションやウォークラリー、ダンボール迷路、さらに50店舗が出店したマルシェや、ポニーやうさぎなどの生きものコーナーなど、子供から大人まで楽しめる充実した内容で参加者らの秋の思い出づくりに貢献した。
また、当日は風の影響で浮上できなかった「気球体験」だったが、ゴンドラに乗ってのバーナーの噴射体験は長蛇の列ができる程の人気。
当初は参加者5千人と予測していたが、蓋を開けてみれば、なんと1万8千人が来場。事業は大成功となった。
津LCでは、イベントの収益金で同公園に新しい遊具を送る予定。

快挙を喜ぶ伊藤さん

快挙を喜ぶ伊藤さん

11日、東京都港区の東京食肉市場で行われた「第62回・松阪肉牛枝肉共進会」で、「㈲伊藤牧場」=津市一志町高野=が3年連続となる最優秀賞1席に輝いた。
同共進会は松阪肉牛協会に所属する肥育農家が手塩にかけて育てた松阪牛から選りすぐった枝肉を出品。その中で最高値で競り落とされたものが1席となる。3年連続1席はこの共進会の歴史でも伊藤牧場が初。
伊藤牧場は70年ほどの歴史があり「非常に光栄なことで嬉しい」と快挙を喜ぶ代表取締役の伊藤浩基さんは祖父の代から数えて三代目。現在は、600頭ほどの松阪牛を肥育しており、東京に9割を出荷。A5ランクへのこだわりから、優良血統の仔牛を仕入れ、ストレスがかからないよう衛生的で一頭当たりのスペースを広くとった牛舎の中、一般的な松阪牛より長い月齢35カ月以上の肥育を行う。肥育期間を長くすると、脂に含まれる不飽和脂肪酸が増え口どけが良くなると同時に甘みが増す。霜降り肉でもさっぱり食べられ、もたれなくなるという。
また、自社の松阪牛糞の堆肥で無農薬米を栽培し、その藁を飼料にする循環型農業も実践。
別会社を立ち上げ、台湾など海外へ牛肉を自社ブランドで輸出しているが、今後は松阪肉牛協議会を通じた松阪牛ブランドでの輸出をめざす。
伊藤牧場の松阪牛は直営店の「焼肉いとう」=津市久居野村町=、ネット通販で食べられる。東洋軒でも使用している。

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