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「半泥子と千歳山の文化遺産を継承する会」と津文化協会が主催する「半泥子のワンダーランド千歳山荘」が12月3日㈭から9日㈬の9時~17時(最終日は16時、7日は休館)、県総合文化センター第2ギャラリーで開かれる。後援=津市、津市教委、三重大学、石水博物館ほか。入場無料。
大正昭和の茶陶の世界に、大きな変革をもたらした川喜田半泥子は、津の郊外、千歳山に構えた山荘で陶芸や書画、茶に打ち込み、通じ合う人との談論風発を愉しんで千歳山文化を開花させた。
今展では、半泥子が愛した千歳山の風光や千歳山荘の建築、関連資料を通して半泥子のワンダーランド千歳山荘の秘密と魅力に迫り、更に千歳山荘を活かした津の町づくりを考える。
会場では、半泥子の茶コーナー(県茶道協会企画)や、三重の美術家によるチャリティ美術展が行われる。
▼講演会
12月5日㈯13時半~(開場13時)、生涯学習センター視聴覚室で基調講演を開催。テーマは「谷崎潤一郎と半泥子・その営みと棲み家の意味を考える」。谷崎と半泥子、同時代を生きた二人の営みは、その家と切っても切れない関係を持っている。谷崎の阪神間の家と半泥子の千歳山荘を通じて、芸術家の営みと家の関係、家を残す事の意味を考える。
①三重大学名誉教授の菅原洋一さん。演題は「半泥子の棲み家─千歳山荘」
②武庫川女子大学名誉教授で谷崎潤一郎記念館前副館長のたつみ都志さん。演題は「谷崎の棲み家─倚松庵(細雪の家)、鎖瀾閣(蓼食う虫の家)」。
共に事前申込不要。先着順。マスク着用のこと。
2020年12月1日 PM 2:41
津市美杉町奥津で地域活性化に取り組む商工会女性会員有志が運営する「かわせみ庵」が、正月飾り「もち花飾り」の材料の提供を行っている。
例年は、名松線伊勢奥津駅併設の八幡地域住民センターで参加者を募り、もち花をつくるイベントを開催していたが、新型コロナウイルス感染症予防のため、今年は中止に。毎年リピーターの集まる人気イベントだったこともあり、楽しみにしている人のために材料だけでも用意したいと、餅と枝の提供を決めた。
材料費1000円。限定50名。希望者は電話で申し込みし、希望時間を伝え、かわせみ庵で材料を受け取る。初めての人は、つくりかたのアドバイスもしてもらえるので安心。締め切りは11月30日。申し込みは中田さん☎090・4083・8550へ。
2020年12月1日 PM 2:37
津ライオンズクラブ(以下、津LC。有川勝俊会長)は11月8日、中勢グリーンパークでソメイヨシノの苗木38本とイチョウ1本を植樹した。
津LCは10年前に同パークに128本の桜を植樹して以来、時計台の設置、遊具の寄贈、清掃など10年間にわたり奉仕活動に取り組んできた。昨秋には60周年記念事業として大規模集客イベント「ザ・カーニバル」を成功させ、今後も市民に親しまれる公園にすべく整備していく事を決めている。
当日は、51名のメンバーに加えて高田短期大学の梅林久高学長と学生31名も参加。午前と午後の部に分かれ、それぞれ池と運動場の桜の木の下に筒状のパイル肥料106本を打ち込んだ後、桜の苗木を植樹。
午後の部のセレモニーには前葉泰幸津市長も駆け付け、有川会長、学生代表と苗木に砂をかけ、皆で桜の成長を願った。
最後は、同短大のネパール人留学生による民族舞踊が披露され、式典に華を添えた。
2020年12月1日 PM 2:37