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14日、津商業高等学校の3年生10名と、津市大門の「㈲お焼屋」=草深利浩社長=と「㈲平治煎餅本店」=伊藤博康社長=が共同で進めてきた「地平煎」プロジェクトで完成した商品PR用のシールのお披露目など、成果報告会が開かれた。
生徒たちがマーケティングを学ぶ授業で、昨年5月より両社と協力しながら、シールのデザインやPR文を考えたり、新商品のアイデアを出し合ってきた。同様の授業を2020年度から継続している。
披露されたシールのデザインは2社合わせて26種類。お焼
屋の方は同校の掲げるスローガン「全力津商」のシンボルマークを大きく「三重感じよに」といった方言や流行りをまぜた高校生らしいPR文が添えられている。平治煎餅の方は伊藤社長の似顔絵と共にPR文が添えられている。このシールは地上の星や平治煎餅など、両社の商品に貼られる。
また、平治煎餅とは新商品の開発も実施。試作を繰り返しながら、やわかい煎餅でカスタードクリームなどを包んだ新しい煎餅をつくった。この商品は4月に販売予定。
リーダーの小榎咲羽さんは「一年間を通じ、色々な案を出してメリットとデメリットも考えた。そういった私たちの思いがお客さんに伝われば」と話した。
2022年2月24日 AM 4:55