美しく咲くしだれ梅

美しく咲くしだれ梅

津市藤方の結城神社で「しだれ梅まつり」が開かれている。
南朝の忠臣・結城宗広公を祀る同神社は紅白のしだれ梅約300本が咲き乱れる東海地方屈指の梅の名所。今週末くらいからピークを迎える見込み。
また、同神社は宗教・宗派の壁を越えた霊場めぐり『伊勢の津七福神』の福禄寿霊場でもあり、3月2日11時からは七福神の他の6寺社(四天王寺=栄町=・津観音=大門=・円光寺=河芸町上野=・初馬寺=栄町=・高山神社=丸之内=・安楽寺=一志町波瀬)と共に「観梅祈願祭」を開催する。昨年に続いて今年も新型コロナ感染予防のため、七寺社の神職と住職のみで執り行う。一般の人も祈願祭を観覧することはできる。
梅園の拝観料は大人500円、小人(小中学生)200円。しだれ梅まつり開催中の開苑時間は9時~17時。
問い合わせ☎059・228・4806。

電子申告を呼びかける街宣車の出発式…津税務署にて

電子申告を呼びかける街宣車の出発式…津税務署にて

コロナ禍の今年、感染拡大防止には人と人の接触や集まりを最小限にする事が求められている。
毎年、この時期に行われている確定申告もしかり。
現在、税務署では申告会場に行かなくても、簡単に確定申告が可能な電子申告の普及を進めている。特にマイナンバーカードのでの申請は、スマホを片手に自宅から申請したり、慣れたパソコンから申請したりすることができるとあって一層の普及啓発が求められている。
2月10日には、納税資金の備蓄による各種税の円滑な納付を目的に活動する中勢納税貯蓄組合連合会(川嶋昭夫会長)と津税務署が共同で、電子申告を呼びかける街宣活動を行った。
朝10時、津市桜橋の津税務署で開かれた出発式には、同連合会と同税務署の職員が参加。関係者の見送りを受けながら同税務署管内を回り、スピーカーを使って、スマホやパソコンでの申告を呼びかけた。確定申告の期限は所得税が3月15日迄。消費税は3月31日迄。

三重県立美術館で昨日23日から、同館コレクションによる特別展示「春をまちわびて 美術から考える自然との調和(=エコロジー)」が開かれている。会期は4月3日㈰まで。
今展覧会のテーマである「エコロジー」は、もとは生態学を指す言葉。今から60年前の19

小林研三《春の丘》1975年 三重県立美術館

小林研三《春の丘》1975年 三重県立美術館

62年、アメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソン(1907~1964)が環境汚染に警鐘を鳴らした著作『沈黙の春』を発表したことをきっかけに世界各地で環境保全運動が急速に拡大。以来、自然や環境との調和を意味するものとして広く使われるようになった。
それから半世紀が経過した現在、地球温暖化による気候変動、放射能による汚染、未知のウイルスによる脅威など、我々を取り巻く状況は深刻さを増している。
今展覧会では、時代や地域を越えて守られてきた作品との出会いを通じ、自分とは違う「他」を思い、想像を巡らせ、いま自分にできることを見直す大きなきっかけとなる事を目指す。
同館では「期間中は、所蔵するコレクションの中から自然や環境と向き合い制作された作品約70点を紹介。今いる場所からエコロジーについて考えると同時に、持続可能な未来に向かってともに歩むための第一歩となることを期待します」と話している。
展示作品は=クロード・モネ《橋から見たアルジャントゥイユの泊地》1874年 油彩画、カミーユ・ピサロ《鋤(すき)で耕す農婦》1890年 版画、ピエール・ボナール《ヴェルノンのセーヌ川》1912年 油彩画。
浅井忠《小丹波村》 1893(明治26)年 油彩画、 岸田劉生《麦二三寸》1920(大正9)年 油彩画、 ホセ・マリア・シシリア《蜜蜂の巣箱Ⅲ》(10点組)1993年 混合技法(平面)、ほか。
休館日=毎週月曜(但し3月21日は開館)、3月22日㈫。開館時間=9時半~17時(入館は16時半まで)。観覧料=一般500(学生400円、高校生以下無料。
本紙読者5組10名に同展覧会の招待券をプレゼント。ご希望の方はハガキ、メール、FAXで〒・住所・氏名・年齢・連絡先電話番号を記入してご応募下さい。応募先=〒514の0028、津市東丸之内26の12、MRCビル3階、三重ふるさと新聞「美術館」係まで。
メールfurusato@ztv.ne.jp
FAX059・222・3331。
当選は券の発送をもって代えさせて頂きます。

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