同専門学校卒業生で四條流門人の阪本樹さんによる包丁儀式

同専門学校卒業生で四條流門人の阪本樹さんによる包丁儀式

大川校長から卒業証書を授与される卒業生

大川校長から卒業証書を授与される卒業生

15日、津駅北隣のアストホールで、学校法人大川学園が運営する三重調理専門学校=津市大谷町、大川将寿校長=の第61期卒業式が行われ、調理1年コース、調理・製菓2年コースの40名が巣立ちの日を迎えた。
大川校長は式辞の中で「皆さんは学業を通じて調理人として土台ができた。明日からはプロとして多くの先輩の仲間入りです。毎日、技術を積み上げながら時代の変化を読みとり、柔軟に対応し高みを目指して下さい」と卒業生たちを心から祝福。卒業生を代表して岩屋佑季さんに卒業証書を授与。また、調理師免許、製菓衛生師免許証をはじめ、レストランサービス技能士三級合格証、ふぐ取扱者認定証、全国調理師育成協会技術検定認定証の5種と、在学中に優秀な成績を修めた生徒に表彰状と記念楯を手渡した。
卒業生総代の森愛夕香さんが「日本、西洋、中国、製菓の各料理から接客・サービスまでていねいに指導頂きました。卒業後はそれぞれの進む道は違うが、これからも努力を惜しまず、夢と希望を持ち旅立ちます」と謝辞を述べた。
卒業生からは感謝の気持ちの証として冷蔵機器を学校へ贈った。
式終了後には、在学中に調理実習などで使った食材への感謝を込めて、古式に則った日本料理の技法を今に伝える庖丁儀式の奉納を執行。古来より一度も途絶えることなく奥義を受け継いでいる四條流三重社中で、同校卒業生で四條流門人の阪本樹さんが「三刀之鯉」を、続いて第2部では四條流門人の三輪祐馬さんが「長久之鯉」を奉納。金属の箸と庖丁を使って鯉に全く触れず見事に捌き切っていた。
在学中に優秀な成績を修めた生徒さんは次の通り(敬称略)。
三重県知事賞…森愛夕香、津市長賞…岸江美月、津調理師会長賞…森清也、三重調理専門学校教育研修協力会会長賞…廣田桜、三重県日本料理技能士会会長賞…松尾愛花、友包会会長賞…市川葉月、調理師連合会会長賞…岩脇耕。